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右上腕骨内の骨腫瘍の手術当日のこと。前日の夜9時から絶食。
当日の朝6時半から絶飲。
手術は9時から。
8時50分くらいに歩いて手術室へ。
今回は全身麻酔の前に、末梢神経ブロックっていうのがありまして。
麻酔科医がエコーでモニターを見ながら首に何か刺して(何かは見えない…)腕がビッチビチ活きのいい魚みたいに飛び跳ねて、びっくりしたっていう…
首痛かったー。泣いたー。
痛いっていうか、怖い、っていうか。
わたしがビビりなだけです…

(でも!この末梢神経ブロックのおかげで、今回は手術直後の痛みが全然違くて。ほんと凄いです。)
その後、全身麻酔ですぐに意識が飛び、回復室で起こされたのが12時くらい。
手術は予定通りの3時間だったようです。
意識ないので一瞬なんですよね。
回復室で主治医が、
「腕、少し動かしておいたから〜」
って言ってて、たぶん。
あ、受動術もやってくれたんだなって。
(前日の話ではやらないってことだったけど)
麻酔で寝ぼけてるからこの辺は曖昧。
若干ムカムカしてたので、吐き気どめを入れてもらい、病室に戻ったのがお昼の12時半くらい。
ムカムカするけど吐くことはなかったです。
病室に戻った時には、いろいろ管がついていて。
①酸素マスク
②尿の管
③指にパルスオキシメーター
④心電図
⑤足に血栓予防の空気圧ポンプ
⑥点滴
⑦腕の傷からのドレーン
回復と共に①から順番に外れていって、
手術当日に外れたのは酸素マスクだけ。
尿の管と傷のドレーンは生検手術の時にはなかったので初めて。とくに管が痛いとかはなかった。
手術当日はベット上安静。
とにかく口が渇いてた。カラカラ。
酸素マスクのせいなのか?
6時間たつまでお水も飲めないので、ベット上で寝たままうがいというか、口をゆすいでもらってしのいでた。コレ、1時間に1回はやってほしいのよ。カラカラですから。なので飲水可まで家族がそばにいてくれると有難いです…。
ウトウトして6時間経ったら酸素マスクが外れて、ベットの角度も上がって飲水可!
今回、術後は腕全体にまだ麻酔が効いていたので、直後の痛みはほぼなかった。
これが前回と違って物凄く助かった!
感覚があったら相当な痛みだったと思うから。
指先は動くけど腕全体は動かない。
親指がしびれてたかな?
腕も首も触っても感覚はない、そんな状態。
徐々に麻酔が薄れて、肘が動き、ぼんやりと肩の感覚が戻り…
夜19時頃から痛みがでてきて座薬を6時間おきに入れてもらってた。座薬入れても2時間もたつともう痛いっていうね

今回、点滴の痛み止めを使ってなくて(前回は使った)、座薬→翌日から内服薬開始でした。
熱は、ずっと37度台〜後半。
手術後なので正常範囲とのこと。
そして、今回思ったこと。
手術当日に担当してくれた看護師さんが、物凄く的確でありがたかった!
整形外科の経験のある看護師さんなのか、ベテランなのか?(あ、今回も病棟は整形病棟ではなく、違う科の病棟でね…)
物腰も柔らかくて、クッションとか、腕の位置とかがもう、ピタリ賞!楽になる位置ってあるんだね。自分で動かせないから、枕とか。肩のアイスノンの乗せ方とかね。
とーってもきめ細やかなのよ。繊細。
ほんと、ありがたかったです。
素晴らしかった。
痛みとか気持ち?に寄り添ってくれて嬉しかった。
そんなこんなで、自分で寝返りを打てるようになったのは翌日の朝、でした。
今回、1日だけ、意識のあるまま寝たきり動けない、というのを体感して、やはり、つらい、というかしんどかった。
寝返りも打てないなんて。
自由に動けるってすごくありがたい。
術後の右肩(左右逆に写ってます)
Tommy
