痛みって、人によって感じ方が違うので、人に伝える時に困りますよね。


術後の痛みのコントロールで、看護師さんから、今の痛みのレベルはどのくらい?とよく聞かれました。10段階で、我慢できない痛みが10だとしたら、今はどの段階?っていう。


わたしの場合は、術後の最初が一番痛くて、8かなぁ。点滴とか飲み薬で痛みのレベルは随分下がりました。薬ってすごい。現代に生まれてよかった。ほんと。
江戸時代とかじゃなくてよかったよ。


入院中は点滴でまず痛みを抑えて、飲み薬に切り替えて様子を見て、痛みを抑えられるように薬を追加してもらいました。

飲み薬でのコントロール、最初は、
ロルカム4mgを毎食後に。
痛い時にカロナール500mgを追加。

それでは痛みが減らなかったので、
ロルカム4mgとカロナール500mgを毎食後に。
痛い時にトラマール25mgを追加。



鎮痛薬はこれから先、お世話になることが多いと思うので、今回処方されたお薬を復習すると…


ロルカム…非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
カロナール…アセトアミノフェン製剤
トラマール…オピオイド鎮痛薬(非麻薬)


なんのこっちゃですが、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は痛みと炎症を抑える薬で術後に出されることが多くて、アセトアミノフェン製剤は発熱と痛みを抑える薬、オピオイド鎮痛薬(非麻薬)というのは、他の鎮痛薬では痛みが抑えられない時に使う強い鎮痛薬で、医療用麻薬と同じオピオイド受容体に作用するものだけど医療用麻薬の指定を受けない薬、弱オピオイド鎮痛薬と書かれていたりもしたかな。
なんのこっちゃですけども。



NSAIDsもアセトアミノフェンもCOXとやらを阻害することでPG(プロスタグランジン)の生成を抑えて鎮痛効果を発揮するけど、アセトアミノフェンには抗炎症作用がない、NSAIDsは胃腸系の副作用があるかもしれなくて、アセトアミノフェンは肝臓系の副作用があるかもしれないっていう。
なんのこっちゃですが段々とわかってきたような気がしてます。気だけね。

ていうか、薬剤師とか医師とか医療系の方はこういうのをひたすら理解してるの?
すごい脳みそだね…



強さで言うと、

強オピオイド(麻薬)>弱オピオイド(非麻薬)>非オピオイド(NSAIDsやアセトアミノフェンとか)


強オピオイド(麻薬)は、モルヒネとか
弱オピオイド(非麻薬)は、トラマール、トラムセットとか
非オピオイドは、ボルタレン、ロキソニン、カロナールとか


のようですが、薬は副作用などもあるので、個々に使えるものはまた違ってくるんでしょうね。
わたしの場合は、随分と前にアレルギーを起こした薬があるので、使えない薬もあるのかもしれません(薬のアレルギーは医師に伝えてあります)


痛みがゼロだと嬉しいですが、残念ながら薬を飲んで2〜3てとこですかね。


江戸時代に生まれなかったことと、文明に感謝し、備わっているであろう自然治癒力に期待して、日々痛みが薄れていくことを願いますキラキラ




…ちなみに、
江戸時代の痛み止め調べたら


庶民は祈祷、って出てきた。


よかったよねー。現代で。ほんと。




黒猫しっぽ牛からだ黒猫からだ牛からだ黒猫からだ牛からだ黒猫あたま

このブログの内容は
わたしの場合の治療記録です
参考程度でお願いします

TommyUMAくん