本日の放送が『手づくり花づくりプラス』の最終回でした。

サンテレビさんにまる30年、出演させていただきました。

はじめてサンテレビの番組に出演させて頂いたのが、平成3年(1991年)の『ファッショナブル園芸』という番組でした。下の右側の画像が初出演のときのものですね(苦笑)。

それから8年後にはみるみる体重が増加していって、左の画像が80kg近くあったおデブトミーの頃だと思います。高田薫さんがめちゃスマートで本当にいいとこのお嬢さんっていう感じの素敵なMCさんでした。

 

そんな『手づくり花づくり』が5年前の平成29年(2017年)に最終回を迎えました。

高田薫さんとの番組は本当に愉しかったですよ。いい感じで突っ込んでくださるので、愉しい番組を演出できていたと思います。2000年の夏に20kgほど減量して、TV出演させて頂いておりました。2006年にはタイの花博でロケもさせて頂きました。その後、いろんなところでロケさせて頂きました。感謝しかありません。

平成29年(2017年)から現在の『手づくり花づくりプラス』という番組にリニューアルされました。まる5年間、放送していたんですね。園芸男子の皆さんはいい子ばかりで、息子世代とする番組は新鮮でとても楽しい思い出ばかりです。

30年前のトミーはあんな表情をしていたんですね(苦笑)。まだ若くて、とても尖がっていた頃だったんでしょうね(苦笑)。最初ね、カメラに向かって微笑みかけるみたいなゆとりがなくて、MCの方は素敵な表情でお話できるのはすごいな~って思っておりました。それがね、回数を重ねていくうちに、徐々にダジャレも言えるようになり、NHKさんの教育テレビ(いまはEテレ)『趣味の園芸』とは、ちょっと異なるキャラクーを目指しておりました。サンテレビさん用のキャラ立ちを目指しておりました。とにかく楽しかった。本当に愉しかったです。

 

30年も出演させて頂けるなんて・・・。

 

なんて僕は幸せな環境で生きさせて頂いていたんだと思うと、感謝の念でいっぱいになります。

 

テレビをご覧の皆さんがね、とにかく元気になって、幸せになって、花と緑に包まれて、豊かな社会を構築していってほしい。皆さん自身で本当の花と緑で豊かさを作ってほしいと思い、いままで頑張って参りました。

 

自分で播いたタネが発芽して、大地に根をはって、苗が育ち、開花したときの喜び。そんな素朴な喜びを感じるという現象に本当の幸せというのが潜んでいると思います。誰でもできますから。

 

花を愛する心を大切にしてください。番組がなくなるんだという事象とそれを受け入れようとする自分の新たな心構え、明日どんな気持ちになるのか楽しみにしようと思います!

 

最後になりますが、番組を制作してくださるプロデューサーさん、番組撮影で、指導してくださっていたディレクターさん、どんなに暑くても寒くても、寡黙に撮影してくださっていたカメラマンさんたち、真剣に耳を澄まし、どんな雑音も聞き逃さなかった音声さん、重たい荷物を涼し気な表情で運んでくださったアシスタントディレクターさんたち、番組撮影後、一生懸命に番組を編集してくださっていたディレクターさんたち、本当にお世話になり、ありがとうございました。心から御礼申し上げます。

そして、サンテレビさん。海外ロケ、本当に嬉しかったです。ずっと採用し続けてくださった御恩、いついつまでも忘れません。

感謝しております。

番組を御覧くださっていたみなさま、トミーをご支援くださったファンクラブのみなさま、ロケのお手伝いに来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。頂いたご恩はずっと忘れません。いついつまでも感謝しております。

園芸研究家トミーこと、富山昌克