手文庫の整理をしていたところ、古いパスポート(1969年発行)が出て来ました。
    最近(2007年発行)のと比較すると下記のような大きな違いに気付きました。


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左: 1969年発行     右: 2007年発行


              1969年発行               2007年発行
    
    有効期間:   発行日から帰国するまで        10年間
    サイズ:     縦:15.5㎝ 横:9.5㎝           縦:12.5㎝ 横:8.7㎝
    ページ数:   32                      50
    渡航先:    Republic of China, Hong Kong             All countries and area unless
                             Macao, Thailand and Singapore           otherwise endorsed
    追記の記述: AMENDMENTS                                 AMENDMENTS AND ENDORSEMENTS
    ICチップ:    無                       有

      尚、1969年当時は、外貨の持ち出し制限がありましたので、パスポートには
      「渡航費用に関する証明」という1ページがあり、銀行の外為から承認を受けて初めて
      外貨(例えばUS$)を購入することが出来ました。昭和も遠くなりにけりです。


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上: 旧パスポート      下: 新パスポート


    当初、イミグレーションで 「米国人ボスが胸ポケットから青いパスポートを取り出す」
    しぐさが、非常に格好良く見えて大変羨ましくさえ感じました。

    現在のサイズに縮小され、漸くその利便性にあやかることが出来るようになり
    頻繁に出張を繰り返した身としては、大変重宝しました。