家族で初めて家内(日米ハーフ)の祖母宅を訪ねた時のビックリ体験です。
  1981年8月、子供達の夏休み期間中に
  家族で家内の祖母宅があった
  アメリカテキサス州の北端に位置する
  バーノン(Vernon)へ出掛けて
  楽しい夏休みを過ごす事に。

  当時のバーノンは、人口が僅か9,000人にも満たない
  小さな田舎町(面積は21平方キロ)で
  ダラス(Dallas/Fort Worth)とアマリロ(Amarillo)の
  ちょうど中間点あたりにあり
  北隣のオクラホマ州境は直ぐそこでした。

  私達家族も家内の父方の実家が無ければ
  何もこの小さな田舎町を訪問して
  夏休みを過ごす計画を思いつかなかった
  と思われるほど、これといった観光名所や特産品の無い
  完全なテキサスの片田舎だったのです。

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                    揺れの激しい小さな飛行機で


  最初に度肝を抜かれたのが
  ダラス空港から双発のプロペラ機で飛ぶ事一時間余り
  ウイチタフォールズ(Wichita Falls)空港に降り立った時でした。
  出迎えに来た人達と思しき一団が、正に西部劇映画の
  「真昼の決闘」の保安官そのままの格好で
  空港内を闊歩していたのですから。(届を出せば、拳銃所持は自由)
  つまり、ガンベルトに拳銃を下げ、テンガロンハットにブーツを履き
  ジーンズの上下にベストを着け、サングラスという出で立ちは
  どう見ても今し方まで映画撮影が行われていた現場に
  私達家族が突然に迷い込んだという錯覚に陥りそうでした。

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                    映画『真昼の決闘』


  更に、駐車中のピックアップトラック運転席後方に目をやると
  これ見よがしに2丁のライフル銃がタスキ掛け状態で掛けてあり
  これは明らかにライフル銃の所持を誇示する威嚇行為でした。
  これでは、実際にトラブルが生じたとしても
  とても相手に喧嘩を売る覚悟は持てないだろうと感じましたが。



  早速、家内の叔父達が運転する車に分乗して
  空港から一路国道287号線をアマリロ方向(左)に
  向って広漠たる綿花畑の中を走ること小一時間で
  バーノンに到着しました。

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                    バーノン中心部


  家内の祖母宅に着いて、親戚一同からの盛大な歓迎会にあって
  またまたビックリ。
  何故かって、その親戚の人達の大きいこと、大きいこと。
  ただ背が高いというのみならず、体重もそれなりにあるのです。
  早い話が、皆が凄い肥満なのです。
  その肥満状態が半端ではありませんが、とても文章力の無い
  私には充分に表現しきれませんので、恥を偲んで(?)
  祖母グレース(Grace 家内の父親の実母)の写真を添付しましたので
  これを参考にご想像下さい。
  祖母のみならず、出会う親戚一同がこのような体型なのでした。

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                         家内の祖母 亡グレース


  尚、この白黒写真は、家内が1969年12月に初めて祖母宅を訪問した際に
  撮影した内の一葉です。

  <この稿、続く>