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ぼくのいない世界
ぼくのいない君の人生を・・・・・想像するとね
思わず笑みがこぼれるの
君の幸せを、家族の幸せを心から祈れるの
ぼくのいない未来・・・・・すべてが幸せにみえる
でも
あなたの家に走って行くと
あなたの姿はどこにもない
いつも雲を見つめていたあなたはいないの
この思いを分かってくれるのは
あなただけ
自分の犯してきた罪を悔いながら
泣き疲れて死にたいよ
補足~淘汰~
淘汰
例1、
肉食動物が草食動物を食べる。草食動物は食べられると、だんだん数が減ってしまう。だから食べられないように群れで移動することを思いつく。このような考えを思いついた草食動物たちが今、「生きている」。生き延びるために優れた生き物になった。
一方、ただ一匹一匹で移動していた違う草食動物は、肉食動物からみれば相手が一匹なので捕らえやすいため、この草食動物は食べられてしまう。つまり、「死ぬ」。
例2
群れのなかで孤独が好きな牛太郎がいた・・・・・・・・
彼はいっつも群れのはしっこで草を食べていた・・・・・・・・・
そんなある日
夢中になってエサを食べていた牛太郎が顔を上げるとなんとみんながいない・・・・置いてきぼりになってしまった・・・・
でも牛太郎はあせることなくのんきに散歩・・・・
散歩の途中
後ろのほうでなにか物音が聞こえたので牛太郎が後ろを振り向く
つぎの瞬間・・・ライオンに殺されてしまった。
だから群れにいる牛たちのほとんどは「群れにいたがる牛」。群れにいたほうが良いと思うメス牛とオス牛が交尾をし、子を育てるので、その子牛は「群れにいたほうが良い」という考えが親から教えられる。これが繰り返されると群れは大きくなる。同じような考えを持つ牛たちが増える。
もっと細かくみれば群れの真ん中にいたほうが良いと思う牛、風上にいたほうが良いと思う牛など、もちろんいろんな意思を持つ牛がいることでしょう。
人間も同じです。親と子の性格が似ますね。嫌なところも、良いところも。
親が昔、よくしていたケアレスミスを、自分もしてしまうことが私にはよくあります笑。
淘汰には
「自然淘汰(natural selection)」と「人為淘汰(artificial selection)」
があります。
地球ができた時から地球上に人間が生きていたわけではないので
家畜動物は
「自然淘汰(natural selection)」→「人為淘汰(artificial selection)」
という流れで今に至っている。
恐竜の時代では「恐竜為淘汰(dinosaur selection)」(当てつけで勝手に変な言葉を作ってしまいました。どうか怒らないでください。)があったのでしょう。そして私たちの祖先もその淘汰をくぐりぬけ、人間が生まれたのでしょう。
「自然淘汰(natural selection)」の淘汰範囲を地球とすると、6500万年前、当時の恐竜を含めた生物種の大半の絶滅を起こした「隕石衝突」の淘汰は「宇宙淘汰(universal selection)かな?(これも勝手に考えました・・・すみません)
淘汰されないためには「なんとしても生きる」という強い意志や、機転・気転を利かすことが必要だったのでしょう。私もいつか淘汰されてしまうのかなぁ~と思う受身な自分です。
Paddock 5. ~ホルスタイン~
・・・・・・・・・・・・・・・
牛は仲間の牛たちをみながら、ゆっくりと
牛 「私たちホルスタインは人間の育種技術によって生み出されたの。自然界の弱肉強食という淘汰の中では、生まれることは たぶんなかったでしょうね。だから、私たちが生きれる場所もこことなるのよ。」
ハチ太 「淘汰?」
牛 「・・・・・・・・より優れた生き物を選ぶための競争のようなものよ。強い生き物が弱い生き物を食べること。強い生き物は自分のために食べるの。はちさんがここまでくる時、どんなことに注意しながら飛んできたのかしら?」
ハチ太 「おいしそうな花がないか探しながらだね。あとは、鳥に見つけられないよう鳥のいないような場所を飛んできた。」
牛 「エサを見つける能力、敵から自分を守る能力があなたにあるから今、「生きている」の。もしエサを見つけることが下手なはちさんであったなら今頃、死んでしまっている。敵に簡単に見つかってしまうようなはちさんだったなら今頃、鳥さんのお腹の中よ。きっとね。」
微笑みながら牛は言う。
牛は自分の目の前にある粗飼料(牧草)を見ながら続ける。
牛 「私たちには、はちさんの持つその2つの能力を持っていないものが多いわ。エサを見つける能力もない。目も良くない。体型は乳房が大きく、敵に見つかってもすばやく逃げることができない。・・・・・・でも私たちは「生きている」。はちさんなぜだと思う?」
ハチ太 「・・・・・牛さんの言う、「競争」に勝ったから?」
牛 「そうよ。でも、自然界の中の競争ではないの。人間界の中の競争で勝ったのよ。正確に言えば「勝っている」、または「優れている」の。誰より優れているかというと人間が生み出した他の乳用種の動物よ。」
ハチ太 「人間界での勝利?」
牛 「そう。だから「生きている」の。」
ハチ太「他の乳用種の動物さんたちはどうなってしまったの?」
反芻
牛は4つの胃を持っている。
エサが運ばれる順に
第一胃(みの)
第二胃(蜂巣胃)
第三胃(センマイ)
第四胃(あかせんまい)
と呼びます。( )内は焼肉屋さんなどでの呼び名です。
反芻は第一胃と第二胃でおこなうので、二つの胃をまとめて「反芻胃」なんて言ったりもします。
反芻とは、エサの中の繊維質などを、一度、飲み込んだあとに、再び胃から口に戻し、再び口でよくかみなおすことです。これを数十回繰り返し人間の胃では消化できない繊維質を消化します。
かわいい牛さんに熱い視線を送りつづけていると、なんかエサも食べていないのにモグモグしてる。それは僕に対して愛してると言っているの?両思い!と僕は短絡的に思ってしまった(恥ずかしいぃ)
でもそのもぐもぐは、さっき食べたエサを反芻していたのです。
僕も、自分の気持ちを反芻しなくちゃな!!
Paddock 4 . ~ホルスタインさん~
1頭と1匹は空をあおぎ笑いあう。
ハチ太「ここから出たくなった?」
牛 「そうね。でも少し怖いわ。見たことがないから。それと、ここから出て行った私たちの仲間はだれも戻ってきたことがないの。ある牛は、「緑の世界」に行ったのだと言っていたわ。しんせんな草が溢れる草原「緑の世界」へ行けると。」
ハチ太 「「緑の国」?草原かぁ…草が食べ放題だね。そこに花があれば僕も行きたいなぁ。じゃあ、牛さんもいつか「緑の世界」へ行くんだね!」
牛 「・・・でも、私は生活が変化するくらいならここでずっと過ごしたいと思っているわ。」
ハチ太は搾乳(さくにゅう)されている牛を見つめた後、視線をもどし
ハチ太「ここで働いた方がいいの?人間のためにずっとここで乳をしぼられるのが?」
牛は、反芻(はんすう)をしながらハチ太を見つめる。
・・・つづく・・・
ホルスタイン
原産地(ホルスタインという品種がつくられた場所のこと)
オランダ
色 白黒斑(白色のほうが黒色より多い毛色のこと)
黒白斑(黒色のほうが白色より多い毛色のこと)
牧場に行った時は模様を良く見て、白、黒どちらが多いかをみて、一体どちらの毛色なのか白黒つけてみてください。
角 ある(角がないホルスタインは除角された牛さんです)
性格
乳を出すので、もちろんみなさんピチピチの女性です。しかも、「おめでた(妊娠中)」だったり、「生んだばかり(出産後)」のママです。
人と同じように同じ性格の牛はいません。みんなそれぞれ個性があります。性格はonly mooo(モォウ)です・・・
何でも知りたい牛さん
甘えん坊な牛さん
こわがりな牛さん
すぐ怒る牛さん
・・・・ちなみに、どんなときも角は、はえています。
人間のママたちとは少し違うようです・・笑
暑さに弱いです。牛舎が暑いとき(30℃を超えるとバテてぎみ)はうちわで扇いであげると喜んでくれるかもしれません。レディには愛情と思いやりをもって接してあげましょう。
ちなみに、メスが日々一生懸命働いているのに「オスは何してんのよ」と思っている女性諸君、「オスはどこに・・・」と心配している男性諸君。聞いて驚くなかれ、んな、なんと、お肉用として肥育&出荷されます。つまり、大半のホルスタインのオス牛は2~3年以内に肉となります。
ここで、ひとつ質問です。
酪農の牧場で2頭の牛が交尾している場面をみたことがありますか?
何が言いたいかというと、メスはだんな(オス)の顔を知りません。おおくは人工授精で妊娠させます。
一年間に出す牛乳の量(年平均泌乳量)
7,000~8,000Kg
中には、平均をうわまわる乳をだす牛さんがいます。その子を「スーパーカウ」なんて呼んだりもするらしいです。(女の子だから「スーパーカウ」なんてよばれても、ちっともうれしくないと思いますが)
乳脂率
3.4~3.6%
用途 牛乳用(乳用種)
しかし、乳の出が悪くなると(約4~6年間)、牛肉として市場に出荷されます。注意事項として この肉も店頭に並ぶと「国産牛」として扱われます。その多くは「国産牛シール」が貼られます。 「国産牛」であれど肉用として育てられていません。つまり、エサの種類や割合が違うのです。
Paddock 3. ~ホルスタインさん~
ハチ太 「こんにちは ウシさん」
ウシ 「・・・・・・・・」
ハチ太 「こんにちは 牛さん」
牛 「・・・・・・・・・・」
たくさんいる。みんなどうして返事をしてくれないのだろう。
白黒のきれいな模様(もよう)・・・・・おおきな背中だなぁ。あったかい背中。
牛 「コンニチハ はちさん」
ハチ太 「こんにちは うしさん!?・・・・どうして泣いているのですか?」
牛は涙を瞳(ひとみ)にしまいこむように上を向き、涙をかくす。
牛 「泣いてなんていないわ。ただ・・・・。」
ハチ太 「そう?・・・・・・ぼくはいろいろ話を聞きたくてあちこちを飛びまわっているんだ。それにしても、ここは海から近くて本当にいい場所ですね~。海の近くには大きな風車が回ってる・・・・クルクルって。とても大きい風車。びっくりしちゃったよ。」
ハチ太は牛の耳元近くへ飛んでいく。
牛 「・・・フウシャ?」
ハチ太 「そう、海辺に立っている風車。」
ハチ太は海のある方角を見ながら話す。
牛 「私はここから出たことがないからウミも見たことないわ。」
牛は大きな瞳でハチを見つめながらゆっくりと話かえす。
ハチ太 「ここから出たことがないの?」
牛はゆったりとした口調で、
牛 「そこの放牧地とこの場所の外へは出たことがないわ。だから、ウミはもちろん、フウシャというものも見たことがないわね・・・・一体それはどんなものなのかしら。ウミとフウシャのこと知りたいわ、教えてくれないかしらハチさん?」
ハチ太 「すぐ近くにあるよ。あの正面の山の向こうに。・・・・・分かった。僕が教えてあげるよ、その代わり後で僕にも話を聞かせてくれる?」
牛は微笑みながら、
牛 「いいわよ。」
ハチ太は牛の背中に座り、考え込み、
ハチ太 「海っていうのは・・・・えっとね・・・えっと・・・・ん~~~~」
ハチ太は水を飲む牛をみて
ハチ太 「そう、水!・・・大きい水たまりのようなもの!」
牛 「おおきい水たまり?」
ハチ太 「そう!でかい水たまり!向こう岸が見えないんだ!」
ハチ太は身振り手振りで伝えようとするが、
牛 「向こうがないの?」
ハチ太 「いや、ぼくは行ったことがないけれど、あるという話をチョウチョさんから聞いたことがある。向こう岸が遠くにあるからこちら側からは見えないらしいよ。」
ハチ太は牛の大きな瞳の前に飛んでいき、また身振り手振りで伝えようとする、
ハチ太 「風車はね、見えない向こう岸を見つめるように立っている大きな扇風機のようなものだよ。とってもゆっくり回っている。クルッ・・・・・・クルッ・・・・・・クルッ・・・てね。高さは、そうだなぁ・・・・・・あの山の半分くらいかな。もっと小さいかな・・・・・」
そう言って、ハチ太は牛舎からウミを隠すように立つ小さい山をみる。
牛 「何メートルくらいなのかしら?」
ハチ太 「メートル!? ん~・・・・50~70メートルくらいかな~」
牛は瞳を閉じ、
牛 「そんなに大きい扇風機が海にはあるのですね。そして、海とは大きな水たまり・・・・・とっても大きな水たまり・・・・・。」
ハチ太 「分かった?」
・・・・・・・・・・・・・・つづく・・・・・・・・・・・・・


おれはぁ~飛ぶぞ~どこまでも~♪