鞘塗りの集大成なんじゃないかってやつを見つけた。
刻み鞘の刻一つ一つに違った塗りを施している。
印籠刻み↓
これを作るのに何ヵ月かかったのだろうか
かなりの手間暇がかかっているように見える。
カシュー漆を使って鞘の補修は自分でやることもあるが、やっぱりプロの仕事ってすげぇなといつも思っている。
問題は、そのプロの職人さん達が高齢化している事と後継者不足によりまともな拵えを作るのが難しくなってきている事だ。
以前、プロに依頼して出来が悪い柄を作られたこともある↓
人間、年齢は平等に重ねていくため
良い職人さんもどんどん引退していくし、そのうちまともな鞘塗りもできなくなってしまうのではないだろうか。
もう今の内に白鞘の刀全てに拵えを作ってしまおうか考え中である。