柄巻きには沢山の種類がある。
片摘巻↓
武蔵巻↓
藤巻き↓
さらに柄糸にも沢山の種類がある。
ここまで種類があると、組み合わせが膨大である。
気にしなければ何でもない事なのだが、自分の手に合う柄巻きと柄糸の組み合わせを探しだすととんでもなく試行回数が必要になるのだ。
そのため、色々な柄を握ってみる必要があるので
ちょっとでも変わった柄を見かけたら握らせてもらうようにすると良い。
(他人の手垢や汗が気になる人も多いため、握る前には絶対に手を拭くなり洗うなりしてからの方が良い。こだわりが強い人も多い業界なので。)
でも、今まで多くの柄を作製したり握ったりしてきて何となく傾向が読めてきた。
僕は手が小さいため、皮でも正絹でも平巻きや片摘み巻きや摘み巻きだと具合が良い。
難点はこの柄巻きで作製すると追加料金が発生すること。
また、柄下地が細ければ諸捻り巻きでも良い。
逆に手が大きな人達は諸捻り巻きが好きな人が多く、特に手の皮が分厚くゴツゴツした人は皮の柄糸だと具合が良いようだ。
まあ、結局のところ個人差の影響が大きな部分なので自分の手で実際に色々な柄を握ってみるしかないのだが、気にしなければどうでも良い部分でもある。