日本刀にはもれなく下げ緒が付属しているが、居合や抜刀で使う際には以下のように下げ緒を扱っている。
僕の流派は袴の紐にくくっている。
しかし実際の武士達は下げ緒をどうしていたのだろう?と思い、当時の写真を確認した。
こちらの著書に載っている武士達の写真↓
飾り結び(脇差しのみ)、垂らすだけ、垂らして結ぶ、鞘に巻き付ける、鞘に少し巻き付けて垂らす、鞘の栗型付近で結ぶ、等々バリエーションに富んでいる。
いずれも写真写りを気にして格好を付けていたとは思うが、各々鞘引きの邪魔にならないように工夫していたと思う。
とある流派では、下げ緒なんぞ邪魔だからと下げ緒無しで稽古しているところもあるくらいで、
当時の武士達も下げ緒の取り扱いは各々邪魔にならないよう工夫していたのではないだろうか。
やはり邪魔だったのか、軍刀で下げ緒は撤廃されていたし。
個人的には下げ緒って色々なバリエーションもあって、見ていて楽しいし色々な下げ緒を装着するのも楽しいと思っている。
手組の高価な下げ緒なんか、まじまじと見入ってしまうくらい良くできているし。
ここで販売されている下げ緒を買おうかと思っているが、下げ緒にしてはお高いので購入を躊躇ってしまう笑
https://item.rakuten.co.jp/kiryudo/10000440/
まったく、つくづく刀剣趣味はお金がかかりますなぁ笑