オートミールで作ったエセミートソース | 趣味カップ麺、朝食オートミール、時々ミュージシャン

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カップ麺は小宇宙、カップ麺は山崎(謎)
大腸ガンに2度罹患したので、腸活のため朝はオートミール食べてます

予告通り、オートミールを使ってミートソースを作ってみました(笑)。ミートを使ってないからエセミートソースです(笑)。あ、でも待てよ、大豆ミートを使ったらミートソースを名乗るでしょうね。だから大麦ミートを使ったって事にして、これもミートソースでいい事にしよう(笑)。

 

使ったのはこちら!

 

 
かつての日本にはスパゲッティはミートソースとナポリタンしかなかった時代がありました(笑)。ファミレスでさえもワタクシが最初にアルバイトしたハピーモアという新宿中村屋がやっていたファミレスでも、入った頃はその二種類しかありませんでした。スパゲッティは1kg単位で茹で置きして引き出し冷蔵庫に入れて置き、注文のたびに炒めて使うんですが、アルデンテもクソもない、まさに昭和のスパゲッティでした。その後キノコのクリームスパゲッティを皮切りに種類がだんだん増えていく事になるのですが、それはもっと後の話です。
 
そんなスパゲッティ黎明期を支えたのがこのルーミックです。ワタクシ、ゲーム業界時代、小学館&東宝のタッグでらんま1/2のゲームを何作か手掛けておりますが、当時それらのシリーズに「るーみっくわーるど」っていうシリーズ名が付いておりました。ですがこのルーミックは高橋留美子先生とは何の関係もありません(笑)。子供の頃は家でスパゲッティを作ろうと思ったら、この位しか選択肢はなかったのです。
 
そんなワタクシの記憶に深く刻まれていたルーミック、何年か前突然どうしても食べたくなり探したんですよ。近くにある巨大なイオンモールを探しましたが、取り扱い自体がありませんでした。他のスーパーにも置いてなくて、当時コロナ禍の影響でパスタが品薄になった事件がありましたね、その頃の話なのでそのせいかと思っていました。が、灯台下暗し、ダイソーなどの100均で普通に売ってたんですよ(笑)。何のことはない、いつの間にか100均向け商品になっていたんですね(笑)。何十年かぶりに食べたルーミックのミートソース、懐かしくて涙が出ました。ドミソースなのかトマトなのかわからない焦げ茶色のソース、緩くて食べ終わるとひき肉と玉ねぎだけが残って、それだけをすくって食べる悦び(笑)。今回、オートミールでミートソースを作るにあたり、どうしてもこれを使いたかったので買って来たのです(笑)。
 
ちなみに当時、箱の裏の作り方欄にミートソースの他、ナポリタンの作り方も載っていました。その関係で、ミートソースとナポリタンは同じもので、かければミートソース、炒めるとナポリタンになると固く信じていました(笑)。最初にアルバイトしたファミレスでミートソースとナポリタンは違うソースを使うという事を知って驚愕しました(笑)。
 
さてそんなルーミックを使ったミートソースを作ります。フライパンにたっぷりのラードを溶かし玉ねぎみじん切りを炒め、レンチンしたオートミールも加えて炒めます。よきところで水とルーミックを1袋入れ、ひと煮立ちしてとろみが付けば完成です。オートミールを使ったミートソースでそれ自体が主食なのですが、自信が無くて(何の?)、パスタもレンチン容器で加熱して一緒にいただきました。ついでに半端に残っていたモッツアレラチーズもちぎって乗せて。
 
見た目は普通にミートソースっぽくなっています。食べてみても、ああ、懐かしいルーミックのミートソースです。ラードを使ったからか、寂しさも感じません。
 
だがしかし!ひき肉で作った方が美味しいです(笑)。身もふたもない言い方ですが(笑)。そりゃそうだよね、そりゃそうですよ(笑)。
 
それでも美味しく完食いたしました(笑)。ちなみにスパゲッティがちょっと半端な量だったので結構多めになりました。ソースもルーミックのマニュアル的には2食分あって、かつオートミールもいつもの量入っているので、お腹パンパンですよ(笑)。