もう入手できないかと思っていたら、昨晩行ったスーパーに2個だけ残っていました(笑)。ハローキティとペヤングのコラボ作品です!決してキティちゃん味ではありませんよ、ボロネーゼ"風"です。"風"って事は、「ボロネーゼっぽいけど違うよ」って意味ですね、余計なヒトコトですが(笑)。
キティちゃんは小さい頃の娘が好きで、TSUTAYAでよくビデオを借りて来てましたし、多摩センターのサンリオピューロランドにもちょくちょく行っていました。大好きな角松敏生がピューロランドのパレード、というかショーの音楽を担当した事もあって、実は自分も楽しんで行ってました(笑)。
パレードのテーマ曲としてリリースしたのは「角松敏生/アガルタ・イルミナント」っていうタイトルです。
角松敏生って音楽活動の行き詰まりからなのか1993年に活動休止したんですね。ファンとしては悲しんだのですが、本人は長万部太郎を名乗って覆面被ってアガルタというバンドを組み、ちゃっかり音楽活動をしていました(ファンは皆知ってた(笑))。覆面バンドって、まるでシルバースターズのようですね(誰がわかるんねん(笑))。そして気づいたら「WAになって踊ろう」が長野オリンピックのテーマソングになるわ、今を時めくV6がカバーして大ヒットするわ、大騒ぎになったわけです(笑)。
そしてその後、サンリオ側から角松にオファーがあったみたいです。サンリオからは「WAになって踊ろう」みたいな曲を作ってくれと言われたと、後にライブのMCで暴露しておりました(笑)。そのイルミナントもさすがに「アガルタ」名義だと不安だったのか「角松敏生/アガルタ」って名乗っちゃってるし、何か色々大人の事情を感じさせるプロジェクトでありました(笑)。実際曲、似てます(笑)。
ちなみにシルバースターズですが、簡単に説明すると、40年以上前の覆面を被った4人組バンドで、都内のライブハウスに突如出現し、MCナシで曲だけやって姿を消すという謎のバンドでした。BOW WOWっていう当時の日本のロックシーンで先頭を走ってた4人組バンドがありまして、その4人が覆面被ってるんじゃね?とまことしやかに言われていた、というか暗黙の了解といってもいいかも知れません、みんな「じゃねえの?」って思いながらも声に出さなかった、謎のバンドです(笑)。
そのシルバースターズですが、メチャメチャ話題になっていいかげんごまかせなくなったようなタイミングで「あのシルバースターズがついに素顔になる!」と謳われたライブを、ワタクシ、日比谷野音で生で見てるんですよ(笑)。なんか、4人だったはずのメンバーが6人位に増えていて、女性ボーカルもいて、イージーライダーみたいな上下ジーンズでキメてて、音楽性も変わってて、っていう、キツネにつままれたようなライブだったんですけどね(笑)。これもまた大人の事情があったのかも知れません(笑)。
まさかキティちゃんからシルバースターズの話になるとは、書いてる本人も思いませんでしたが(笑)、そろそろ調理に掛かりましょう(笑)。
フタを開けると液体ソース、ひき肉状の謎肉、そしてキティちゃんカードの3袋が入っています。先入れは謎肉、液体ソースとキティちゃんカードは後入れです(嘘)。そのキティちゃんカードはこんな感じ、ガチャガチャで出たペヨングソースやきそばと一緒に(笑)。
このペヨングのチャーム、よくできてるんですよ。ソース、かやく、ふりかけもちゃんと付いてたりして。でもね、ペヨングにふりかけは付いてませんよ(笑)。
さて、お湯入れて3分待ってお湯切りして、一旦持ち上げてほぐしてソースを入れて・・・。ソースの匂いがちゃんとボロネーゼでした。
ボロネーゼってミートソースとは違うんですよ。ミートソースはトマトメインですが、ボロネーゼってブイヨンと赤ワインがメインなんです。だから、ドミソースにも似た、甘くて深くて香ばしい香りなんですよ。で、この液体ソース、かなりそれっぽい匂いがしています。そして結構濃厚、なんか期待しちゃいます。
ソースをよく混ぜていただきます。うーん、味薄い(笑)。ソースの味自体は悪くないと思うんですが、具がわずかなひき肉状の謎肉だけなので、ほぼ麺だけなんですよね。この、麺をソースで味付けしただけってのが物足りなさ≒味薄感になってるような気がしないでもありません。やはり肉片があってのボロネーゼじゃないですかね・・・あ、"風"だからこれでもいいのか(笑)。
でも今年の春に出たボロネーゼ風はもうちょっと美味しかった記憶があるんだけどなぁ。やっぱキティちゃんのライセンス料の分、コストを掛ける事ができなかったのかなぁ、などと、また大人の事情に思いを巡らせています(笑)。今日は大人の事情だらけでした(笑)。