ワタクシが愛してやまない凄麺シリーズです。バリエーションごとに麺を変える細やかさと、その麺自体のクオリティが高いところがお気に入りです。
数か月前に凄麺、それと別なメーカーからほぼ同時に「鳥中華」が発売されまして、実はその時に一度食べています。
鳥中華というのは山形で多く食べられている、蕎麦のつゆをスープにしたラーメンの事です。具に鶏肉が使われている事が多いのでこう呼ばれていると聞いています。甘めの和風スープというのが特徴です。
そして凄麺のフタに書いてある「冷やしも美味しい!」、これが気になってまして、暑い日に冷やしで食べようともう一個買ってきておいたんです。そしてその日がやって来ました、今日はすこぶる暑い!
もともと蕎麦のつゆがベースという事もあり、以前熱い状態で食べた時、スープに油分がとても少ない事に気づいていました。このスープなら冷やしでも食べられるな、と。標準+1分の5分戻した麺を一旦ほぐし、お湯を切り水を変えながら何度か冷やし、最後に熱く食べる時と同量の水を加えて液体スープを入れるという、少々面倒な調理法です。本当は氷使ってしっかり締めた方が美味いんだろうけど、かねてから主張している通り、カップ麺たるものお湯(と水)以外の追加材料は使いたくない!という事で、水で締めただけです(面倒くさいというのが主たる理由かも(笑))。
さて冷たい鳥中華、想像した通りの味でした。熱いのよりもスープの甘さが麺によく合っています。具の揚げ玉もふにゃふにゃにならないので、パリパリ、サクサクという食感が新しいです。そして細麺を冷たくする事で、よりコシというか歯ごたえが感じられます。残念なのはハフハフする必要がなく一気に食べきれてしまう事(笑)。この点でラーメンの熱さって重要かも(笑)。