「何かやりたいことがあるなら、やってみるべきだってことを学んだわ。怖がってちゃダメ!自分自身をシャットダウンしてはいけないのよ。キャリアを追求するにせよ、本を書くにせよ、一般の人とは違った道を進むにせよ、とにかくやってみるの!」

今日ご紹介するのは・・・こちら!Amerie(エイメリー)キラキラキラキラ
amerie

彼女の3rd Album「Because I Love It」がリリースされた。ファースト・シングル「Take Control」はラジオでもかなりヘビーローテーションだったので、一度はどこかで聴いたことがあるはず音譜

このアルバムの帯にはこう書かれている。

「R&BでありながらPOPFUN

           どこまでも!」

ロックラバーなTommy、普段は「あ、そう・・・」と素通りしてしまうフレーズ。

しかしボーナストラックに入っていた「Take Control」のミックスバージョンだけは「どんなアレンジかな?」と聴いてたくなり、プレイボタンを押してみた。すると・・・あることを発見してしまったのである目!!

このアルバムに収録されている曲の半分近くは、

カバーもしくはサンプリング!!

しかもその

オリジナル曲のチョイスがなかなかイカシテルビックリマークビックリマークビックリマーク

というわけで以下、そのサンプリングナンバーのみ抜粋してご紹介しましょうキスマーク

"Hate 2 Love You"

Cool&The Gangのインスト曲を大胆にもサンプリング、よりアッパーに仕上げたナンバー。バックに流れるサックスフォンの音色が印象的。アグレッシブな曲調に乗って情熱に歌い上げるところはなかなか合格


"Paint Me Over"

ウィリー・ハッチのサンプリング。 哀愁漂うバラード。

"Make Me Believe"

カーティス・メイフィールドの秘蔵っ子、パティ・ジョーが1975年に歌ったナンバーを現代風にカバー。オリジナルのタイトルは「Make Me Believe In You」。イントロから気分が高揚してくるこの憎いほどのフレーズ、そこに彼女のピュアでストレートなソウルフル・ボイスがのってくる。ファンキーでグルーヴィーな時代のクロスオーバーソング!

ちなみにエイメリーはこの曲の中でフルートも演奏しているらしい。


"Gotta Work"

イントロを聴いて「Hold On! I'm Coming!」と歌いだしてしまうOver30続出!?Sam&Daveの有名な同曲を思い切りサンプリング。エイメリーバージョンで聴くとまた違った印象を受けるこのナンバー。しかしノリノリになれるのはオリジナルもこちらも同様!


"Some Like It"

マルコム・マクラーレンの"World's Famous"をサンプリング。エイメリーと彼女のマネージャー・ニコルソンが、空港へと向かう道中、オールドスクール・ミックスを聴きながら思いついたアイディアだそう。オリジナルは最後に少しラップが入っているだけだが、それにハーモニーやメロディをミックス。70年代の雰囲気を残しつつのヒップホップなカバーは非常にかっこいい。囁くようなウィスパー系ラップもなんとなくオールドスクールの匂いがするね。


以上、カバー&サンプリング曲の抜粋アップオリジナルのオールドスクールたちと聞き比べたりしながら楽しませてもらいましたニコニコ

 アフリカ系アメリカ人の父と韓国人の母の間に生まれ、父の仕事の関係で世界中を転々としていたエイメリー飛行機そんな彼女のバックグラウンドも少なからず影響を及ぼしているのか、どんなカテゴリーにも収まらない作品になっている宝石白しかしジャンルの垣根を越え、70年代のソウル&ファンク、80年代のニューウェイヴ、ヒップホップなど様々な要素を自在に取り入れながらも、アルバム1枚を通して共通していることは、自分の中で「いい!」と思ったものをサンプリングなりカバーなりフューチャーなりで存分に表現しているところグッド!音譜

最近、昔の曲をサンプリングやマッシュアップして新しい息吹をかけるっていうのが空前のブームになっているが、そんな中この「Because I Love It」という作品は、前述したようにオールドスクールのチョイスが秀逸クラッカーそれをきちんとエイメリー流にアレンジし、見事に自分の曲にしてしまっているところも拍手!なのであるカラオケ


「音楽は、私の大部分を占めているわ。音楽は私の中に生きている。私にとって、音楽を作ることは息をすることと同じぐらい自然なことなの。」


 「Take Control」だけを聴いて、「はいはい、どーせポスト・ビヨンセでしょ・・。」なぁんて、悪態をついてしまっていたが・・・ここで訂正m(_ _ )mあせるあせるSorry, Amerie汗汗あなたの思い切りのよい大胆な発想、すばらしいよドキドキこれからもどんどん斬新なことにトライしていってほしいものですひらめき電球音譜

!!!!

いくら80's ニューウェイブ・ライクなナンバーも収録されているからって、この古臭いジャケットはよろしくないなぁ・・・ダウン
amerie jacket
そして何よりも冒頭でも紹介した帯のフレーズ

「R&BでありながらPOPFUN

           どこまでも!」
帯

SO BAD!!!

若い世代を取り込みたいからなのか、そんな簡単で軽い「うわべキャッチコピー」、彼女とこの作品には似合わない気がする・・・のは私だけでしょうかはてなマーク

「じゃあ、自分でつけてみろよパンチ!

OKよろこんで!」

ってなわけで、Tommyがこのアルバムにコピーつけるなら・・・こんな感じ!(ドーン!!)


「Funk, Soul, Hip Hop, New Wave・・・あらゆるミュージックを吸収し、いまここに新たなジャンルが生まれた・・・それは、Amerie」


どうでしょ、ソニーミュージックさん☆-( ^-゚)v!?