先日いつものようにCDショップに立ち寄った
いつもなら迷わずRockコーナーに直行するトミーだが、この日は違った
なんとなく「R&Bはどうかな?」という気分だったのだそこでそちらのコーナーへふらっと行ってみることにした
すると、どうだろう、心に引っかかるミュージックがこれでもか!といわんばかりあふれ出てきて、
気づけば両手じゃ足りないくらいのCDたちを必死に抱えながらレジに並んでいたのである
その一枚が、こちら!
99年に衝撃のデビューを果たすMacyはソウルフルなハスキーボイスで親しまれ、
これまで3枚のオリジナル・アルバムをリリース
今作はなんと今をときめくBlack Eyed Peas(以下BEP)のウィルアイアムが持つレーベルに移籍しての作品
ちなみにBEPは夏を代表するロック・フェスのひとつ、サマソニ07にてヘッドライナーを務める
R&B、ヒップホップな彼らだが、ロックloversにとっても何かと気になる存在そんなBEPのウィルアイアム・プロデュースということでこのMacyの新作をチェックしたロックfellowsも少なからずいるかもしれない
私はあくまでもロック専門でR&Bに関しては目立ったグループやアーティストのものしか聴いていないため、正直詳しくはない。
しかし、そんな立場でも、はっきりと胸をはって言いたい
このニューアルバム・・・
めちゃくちゃ良い!!!!!!
CDショップでよく見かける言葉を借りるなら、
「捨て曲一切なし!!」
全ての曲がグルーヴィでソウルフルでパッションがあって・・・ちょっぴり哀愁が漂う
心がギュウッとしめつけられて、涙腺が緩むんです
なんだろう、この気持ち・・・・とにかく耳から頭へ心へ、スーーーーッと染み込んでいく感覚
BEPの紅一点ファーギーをフィーチャーした「Glad You're Here」
ゴスペル・ライクなこのナンバー。心の琴線に触れる1曲
ずっとこのメロディ・ラインに身を任せていたくなるほど実に美しいストリングスが印象的な「One For Me」
この曲の流れからそのまま次の「Strange Behavior」へ(Howグルーヴィー
)
Macyの「これは愛する二人の物語―」という語りから入るくだりは最高にかっこいい
そして何よりもトミーの胸を打った珠玉のナンバーは・・・「Finally Made Me Happy」
ジャニス・ジョプリンにも似たしゃがれた歌い方に耳を傾けていると、
ほんとに彼女は歌うために生まれてきたんだ、と思わずにはいられない
それぐらい、ソウルが詰まりまくった名曲だと思う
新作を聴き終えて、Macyがジャンルレスに愛される理由が少しわかった気がする―
魂を込めて歌う姿勢、そこに私たちはグッとくるのかもしれない。
トミー的今年のベストアルバム10に間違いなく入るであろうこのアルバムをプロデュースしたウィルアイアム
彼もやはり、ただものではない!と心から思った最高傑作、ぜひ、ぜひ、聴いてみてください(^人^)