mika and yo
超大型新人、現る

・・・その名も「MIKA(ミーカ)」!!

女の子じゃないよ、超バリバリイケメンでございます。え?なに見たい??こちらです・・・どん!


mika


レバノン、ベイルート生まれ(現在はロンドン在住)、業界関係者が選ぶ今年活躍の期待されるニュー・アーティスト・リスト「BBC Sound Of 2007」トップに輝き全英シングルチャートではシングル、アルバム共に堂々のナンバーワン!!いきなりこの記録は・・・すごくない音譜!?
UKではシザー・シスターズロビー・ウィリアムスといったトップ・アーティストと比較されてるけど、確かにシザーお得意のディスコ・パーティーサウンドありーの、ロビーのセクシーな歌いまわしを彷彿とさせる美ボイス(温かくて深みのある声!)にのせたポップ・チューンありーの、比較されるのもうん、納得ニコニコ

しかぁぁし!!!何よりも私がピピピ!!っときた理由は・・・まちがいなくQUEENに影響を受けたであろう壮大なキラー・メロディ・ライン華麗なコーラスワーク、そしてなんともエネルギッシュな歌声宝石赤

キラキラ21世紀のフレディキラキラって言っても決して厚かましくないほどミーカの世界はすでに出来上がっているクローバーちなみにシングル「Grace Kelly」の中で本人も"I tried a little Freddie"と 歌っているのを見ると、少なからず意識してるのかもねべーっだ!グッド!

さてさて、ここで前代未聞!??初の試み!!全曲ライナーノーツに挑戦してみました!!Enjoy itマリオラブラブ

1. Grace Kelly

シングル曲。「僕は何にだってなれる、君の好きなタイプになれる、なのになんで君はチャンスを与えてくれないの??なんで僕のこと好きになってくれないの??」ってなジメジメっとした内容なのに、思わずステップを踏みたくなるような軽快リズムに合わせてどんどん転がっていくようなメロディ、それを手招きして先導するような元気な歌声・・・たたみかけるような歌い方には現代の風を感じます。

2. Lollipop

この曲、やばいです。ミュージカルのサントラに入ってるみたいな・・・うーん、ひとつの物語がここから始まる感じ!?一番油がのってた時期のロビー・ウィリアムス・ライクとも言えるね。たとえば「Rock DJ」みたいな、ちょっとしゃべり口調な歌いまわしなんかもうクリソツですよ・・・楽しい!とにかく楽しくてうずうずしちゃうようなルンルン・ソング!タイトルからもイメージできそうでしょ(^_-)☆!?

3. My Interpretation

ピアノの旋律で始まるこのナンバー、最近で言うとまぁやはりダニエル・パウターチックってとこかな。サビに入ると・・・おお、これはこれは・・・ベン・フォールズ!!はたまたジェーソン・ムラーズ!?いずれにせよ、共通して言えることは、楽曲の聴きやすさ☆このアルバムの中でもっとも万人受けする曲かもしれません。

4. Love Today

おおっと!こちらはイントロからビリージョエル「My Life」のズンチャ・ズンチャ・ピアノを思わせるね!!・・・と思いきや、「ミーカ、こんなに声が出るんだ・・・」ぐらいの超高音・美ボイス!!こりゃ~元ダークネスのジャスティンもシザーのジェイクもおちおちしてられないぞ!!メロディーは・・・思いっきりシザー!!しかしそこにミーカのコーラス「Love Today~×2♪♪」が合わさり、独自の世界に仕上げている。ああ!すばらしきジャンルの交錯!!

5. Relax( Take It Easy)

下手したらちょっぴりボーイズグループが歌ってそうな雰囲気も漂ってますが・・・タイトルもタイトル、いまどき堂々と「Relax」なんてつけられるミュージシャンいないよ!?曲調も案の定、ザ・エイティーズ!ピコピコ・シンセがいい意味で安っぽくていいね(笑)ここまで薄く、軽い曲を作っちゃうのはおそらく意図的だろうと思われます。アルバムの中間の息抜きとして??このナンバーがあるからこそ緩急がつく!?

6. Any Other World

こちらは打って変わって聴かせるバラード。こういう静かなナンバーに耳を澄ませると、ミーカがクラシックをバックグラウンドに持ってることを実感。幼少の頃からピアノで弾き語りしていたというのも納得。オーケストラを従えての演奏??美しすぎるバイオリンの音色や教会の合唱団のような清らかなコーラス・・・心、洗われます。

7. Billy Brown

この曲は・・・またまたミュージカル・ライク!ビリー・ブラウンの生涯を歌いながら伝えてくれてるような・・・なぜかわからないが、このナンバーを聴いて無性に懐かしい気持ちになったんだよねぇ・・・アメリカの童謡チック??まるで穏やかに全てを包み込んでくれるよう。あったかいよ、ミーカ!!

8. Big Girl( You Are Beautiful)

コーラスから入るこのナンバーは・・・うん、ズバリ!!若き日のエルトン・ジョン!!これから何かが始まる~♪♪そんなワクワク感に満ち溢れてるね。tommyはコレ聴いてて知らず知らずのうちに笑顔になってました。心から楽しめるナンバー。人を幸せにするミュージックとはこのことだ~な♪^0^♪

9. Stock In The Middle

一聴すると、軽やか&爽やかなナンバーだと錯覚するが、このメロディ・ラインには間違いなくメランコリック感が漂う。UKロック・ファンとしてそこは聴き逃せない・・・AメロからBメロ、Bメロからサビ・・・といった節目節目でちょっとずつ盛り上がりを見せる感じが非常に心地よい。ちょっぴりスィングのかかったJazzy Sound、それに合わせるように控えめにファルセットで歌うさじ加減・・・絶妙でございます!!

10. Happy Ending

女性コーラスから始まるこのナンバー、なんてソウルフルなんだ!!!ゴスペルなコーラスにミーカのエモーショルな歌声が美しく混ざり合い、溶け合い、ひとつになる・・・人生色々あるけど、しっかり前を向いて次のステージへと足を踏み出していこうよ・・・「メロディ」がそう語りかけているようだ。今これを聴いてるのがどうしてもエモーショナルになってしまう「夜」という時間帯だからかもしれないけど、意味もなく涙が出てきそうになってさっきから何度もぐっとこらえています・・・人間味あふれるミュージック=ソウル!・・・ソウルを持って生きていこう・・・


いかがでしょ!?ざっとではありましたが、日本盤がリリースされていない時点でのアルバム全曲ライナーノーツビックリマークという初の試みでしたブーケ1少しでも多くの方に興味を持ってもらえるように様々なアーティストの名前を出しながらご紹介しましたが、これはあくまでも私tommyの個人的な耳による印象なので悪しからず・・・星-( ^-゚)vしかしこうやって見ていくとミーカがいかにひとつのジャンルにとらわれずバラエティに富んだ作品を書いているかがわかるね。。。ライナーノーツ内にも書きましたが、非常に緩急のある、質の高いアルバム王冠1お見事!!としか言いようがないクラッカー

それにしても、ここまで1曲1曲の感想を書いていくのは何時間も集中して行う作業が故に、正直、疲れました(苦笑)普通はやらない!!でも疲れるのを承知でやってみよう、いや、ぜひともやってみたい!この新鮮な気持ちを書き留めたい!!と思わせてしまうくらい、お世辞抜きで捨て曲一切無し、全曲すんっっばらしい作品だったんです。こんなにも人をハッピーにさせることのできるミュージック・・・もうマジックの域いってます・・・ドクロラブラブ


ミーカは間違いなく今年の大型新人キラキラナンバーワンキラキラです☆そして将来ビッグ・アーティストとともに名を連ねるようなレジェンドになる素質十分。こんなにすばらしく、美しい作品に出逢えたことに最高の喜びを感じていますベル

これからのミーカに期待特大。ちなみに日本盤は6月頃のリリースとか??ちぇっく・いっと!!