2007年は大好きなバンドの来日ラッシュがすごい・・・The Killers、Scissor Sistersときて先週は待ちに待っていたオーストラリア期待の星→Wolfmotherのライブ行って来ましたっっ
去年のフジロックでも圧倒的なパフォーマンスを披露してくれたようですが、私はというと土曜のお仕事終わりに猛ダッシュ(by 車)で向かったもののギリギリ間に合わず・・・泣く泣くあきらめるハメに・・・
だから今回の「狼の母」単独来日はもぉう嬉しくて×2行く前から期待と興奮でドキがムネムネ
(ん??古い??)フタをあけてみると、その期待通り・・・いや、それ以上のライブ・パフォーマンスでした
アンドリュー・ストックデイル(Vo & G)、クリス・ロス(Key & B)、マイルズ・ヘスケット(Ds)の3人組★★ん??3人・・・同じ3人組といえば・・・Muse!
そう、去年のサマソニでは圧巻のステージでオーディエンスを魅了し、マリンステージを厚みのあるロック一色に染め上げたわけですが、そのMuse然り、たった・・・たった3人であそこまで分厚い骨太ロックを響かせることができるWolfmotherにも心の底から驚きました
轟くサウンド―という風に言うとぴったりくるかもしれません!!
「70年代のグルーヴ感をそのままにタイムスリップした音」
「ツェッペリン+Black Sabath」
なんて表現をよくされてるけれど、この日来ていたオーディエンスも「こんなリアルな、プリミティブなロックを待ち望んでたよ!!」と言わんばかりにダイブありーの、ヘッドバンギングありーの・・・かつてない程の大興奮の渦私も前列でそのエキサイティングな波にもまれながら頭振りまくり!!特に2006年のベストソングにも挙げた「White Unicorn」が演奏されている間は・・・やばかった。。。「もうこのままどうなってもええーー!!」というくらいWolfの声に!ギターに!ベースに!ドラムのリズムに!酔いしれましたぁ!!(翌日は案の定、首から肩にかけてかなり重度の筋肉痛に苦しみましたが・・・
(苦笑))
マイルズの全身でたたき出すような力強いビート、クリスのキーボードをななめ45°に傾けながら右手で鍵盤を叩き、左手でベースラインを爪弾く豪快・神業パフォーマンス、そして×2なんと言ってもアンドリューの気持ちいいくらいの高音ボイス&「あんな髪型似合うのはあなたかジミヘンくらいだよ」級のボンバヘッドwithバンダナ・・・・もうどれをとっても「アート」と言えるくらいのすんばらしーーいステージでした3人がそれぞれアート畑出身というのもうなずけます。はい。(マイルスはグラフィック、クリスはデジタル関係、アンドリューはカメラマン)
近年まれに見る骨太ロックサウンドのあまり、どうしても前衛のベテラン・ロック・バンドたちと比較される彼ら。しかし「あの頃のロックは良かった・・・」といったような過去を懐かしんだり羨んだりして作られた音楽ではない、とそこはきっぱり否定している。最後にアンドリューの胸を打つ言葉を紹介★
「昔からあるアイデアや音楽性を今日の社会で通じる音楽にアップデートして、なおかつよりエキサイティングなものにしているんだ。俺たちの音楽ってリスナーの内側から野性を引き出すらしい。プリミティヴな感性とか自由願望とか、そういうものが聴いているうちにどんどん引っ張り出されて、みんなが開放的になる。俺たちの音楽にはそういう力があるみたいなんだ。心も身体も動かす力って言うのかな」
「考えてみろよ。原始の頃から人間って同じことやってるんだよ。愛し合って、ケンカして、セックスして、酔っぱらって・・・何ひとつ変わってないじゃんか!結局、人間の欲求とか衝動とかなんて実にベーシックなんだよ。そして、音楽は常にそういうものを表現してきたんだ!」
You got that right(^ε^)♪
だから、私はロックが好きだ!!
How about you??