point green live


地球温暖化防止を呼び掛けるライブパフォーマンスPOINT GREEN LIVE行って来ました。今年の夏に開催された同ライブ、第2回目の今回の出演アーティストはCHAGE&ASKA、徳永英明、岡本真夜。日ごろから環境問題に関心を持ち、地球温暖化防止のためにできることをしようというイベントの趣旨に賛同しての出演。3組のアーティストがそれぞれ歌を披露しながら環境問題に対して私たちができることを提案したり、メッセージを伝えたり、ってな感じだったのですが、まずはライブの感想から行きましょうキス


個人的に愛してやまないCHAGE&ASKA、まずはじめに登場したのは岡本真夜のステージ、ラスト曲で。3人で懐かしのムーディーなナンバー「Moon Light Blues」を丁寧に歌い上げるキラキラ続いて徳永英明登場音譜オープニングはなんと「SAY YES」をアコギとピアノのみで熱唱ラブラブ徳永色に染まった「SAY YES」も・・・極上でしたブーケ1トミーの大好きな「壊れかけのRADIO」も歌ってくれたしねベル中島美嘉の「雪の華」もカバー・・・同じ曲なのに歌う人が違っただけでこんなにも聴こえ方って違うのね・・・これほどいい曲だったとは・・・知らなかった!!


そして最後はCHAGE&ASKAのステージドキドキ


セットリストは以下:

THE TIME
SOME DAY
めぐり逢い
Here&There
ripple ring
LOVE SONG
HEART
YAH YAH YAH
Man and Woman
世界にmerry X'mas


ファンなら「うんうん!」と頷いてくれるだろうが、今回の選曲ははっきり言って豪華!!ラブソングの他にメッセージ性の強いナンバーが多く、今回のライブに相応しいセレクトだな、と感じました虹イントロが流れる度にザワザワっ!とどよめきが起きるくらいだからねアップというわけで選曲はもちろん、ステージの構成といい、テンポ感といい、MCへの流れ、MCから曲への流れ・・・どれをとっても最高級のライブ王冠1はぁ~満たされたなぁ~・・・o(^▽^)oラブラブラブラブ


さて冒頭にも書いたとおり、今回は「環境問題に対する個々の意識改革」というしっかりとしたコンセプトのもとに行われたわけですが、そんな中、徳永英明がMCのときにとっても胸に響く以下のエピソードを語ってくれました:

「ある時、生まれながらに盲目の人たちがツアーでハワイ旅行に行ったんです。コンダクターの人がハワイの壮大な景色を見せながらそれを言葉巧みに描写していく。そんなとき、ひとつのパラグライダーが空を飛んでた。その光景を描写したら、ひとりがこう言ったんです。『私も空を飛んでみたい・・・』

はじめは『目が見えないリスクがあるから非常に危険だ』ということで却下されるも、コンダクターが『私が全責任をとります』と頼み込み、なんとかOKになった。そして、ひとりずつパラグライダーで空を飛んでいった。ひとり、またひとり・・・。着陸したあとに感想を聞いてみた。すると全員が同じ答えを言ったんだよ―


『空がこんなにも青いとは思わなかった』」


ライブの始めに流されたムービーには地球のなんとも醜い姿が映し出されていて、地球ってもはや「青」ではないのかも・・と思わせるものだった。なんだか、胸を締めつけられるような思い。


環境問題はかなり深刻。何十年も先の他人事の話ではない。やがて生まれてくる自分のために、自分たちが今できることをしよう・・・」とはASKAの言葉。


「まずは自分の身の回りから始めてみよう。自分の部屋をきれいにできない人は地球をきれいにすることはできない。まずは自分自身を愛そう。それができない人は、他人や地球に思いやりを持って接することはできない。」と徳永英明。


このライブ、なんと阿倍首相も客席に登場。ライブ終了後には「チーム・マイナス6パーセント宣言」のキャンペーンが行われていて、係りの人がこんな紙を配っていた。



宣言書


身の回りのできることから始めよう、ということで、いくつかチェック項目がある。


「冷房は28℃、暖房は20℃に設定します」


「レジ袋は極力断ります」


「コンセントはこまめに抜きます」などなど。


日ごろの行い=アクションに対する宣言書?のようなもので、トミーも迷わず自分が実践できる項目にチェックを入れ、提出。するとお買い物に使えるエコバック&「今日からチーム・マイナス6パーセントのチーム員です」と書かれたカードをいただいた。



カード



このキャンペーンに賛同した人の群れがブースの周りにでき、「僕も!」「私も!」と次々にチェックシートをもらっていく光景を見て、今回のライブ・イベントがいかに人の胸を打つものだったかを思い知らされた。


私たちの地球、私たちの手で守っていかなければ一体誰が!?なんですよね。完全に修復不可能になってしまうギリギリのラインに今、地球は立たされています。はじめは日々の生活の隅っこでいい、少しだけでもいい、地球への「思いやりの心」持ってほしい。ひとりひとりがこの危機感を感じ取らなければ、近い将来最悪の状態を迎えることになってしまう。「茶色い地球」から「青い地球」に戻すためにも・・・ね。そんなことを強く感じたライブだった、と同時に「音楽の力」を改めて思い知らされた一夜でした。
MUSIC IS POWER! SAVE OUR EARTH!