今や「Rock is my life」と豪語している自称Rock LoverのTommyですが、これでも一応いろんなジャンル(ポップ、レゲエ、R&B、カントリー、サルサ・・・)を渡り歩いてきました
その結果行き着いたのがゴリゴリのロケンロール!!特にUKもの!!あのちょっぴり陰鬱な雰囲気がたまらないんだなぁ~・・・ってなわけで去年なんかはそういったメランコリックなロックばかり聴いてたんだけど、あるアルバムがきっかけでまたポップ・ミュージック熱が再燃したんです
それが今年2月にリリースされたロジャー・ジョセフ・マニング・Jr.のアルバム「SOLID STATE WARRIOR」。元Jellyfishのキーボーディスト、ロジャーのソロ作品
これをたまたまCDショップで見つけ何の気なしに試聴したとき、身体に衝撃が走った
ポップの衝撃が
ところで「ポップ」という名のつく音楽は今やたくさんありすぎて、その定義づけは非常に難しいですね。。。「ポピュラーになればポップミュージックになる」とするなら例えばエミネムもマライアもBON JOVIもみんなポップということになる。でもこのロジャーのアルバムを聴いたとき、「あぁ、これぞポップミュージックだ!!」と勝手にものすごく納得してしまったんですやさしくて、美しくて、キャッチーなメロディとコーラスワーク
まるでおとぎ話の中に連れて来られたようなとってもドリーミーな世界
さすがポップの魔術師という異名を持つだけのことはあるな、と。
で、先日、そんなロジャーの単独来日公演に足を運んできましたキーボードをステージ中央においてオーディエンスと向き合う形で立ち、悩ましげに歌い上げる姿はなんだか新鮮!ロジャーはベジタリアンだから(?)か細身で、髪型もアンニュイなセミロング(?)
ちょっぴり女の子チックなその容姿と伸びやかなボーカルが相まってすごく神秘的な空気が生まれてた、うん。更に特筆すべきはオープニング!今回のライブ「一曲目どれ歌うんだろう
」ってドキドキして待ってたら・・・ステージに上がってくるなり、なんとQUEENの「Fat Bottom Girls」を丁寧に熱唱ですよ!あのアカペラ・コーラスから入るやつね♪QUEENナンバーの中でTommy1番のお気に入りソングでもあったから、いやぁ序盤からかーなーり興奮しました
全体的に見てライブ自体は淡々とこなす感じのものだったけど、とにもかくにもロジャーのナマ声をこの耳で聴けたことに・・・乾杯
さぁそんなロジャーマニング、最近の活動としては・・・同じく元JELLYFISHのジェイソン・フォークナーとソフィア・コッポラ映画の音楽プロデューサーとして名を馳せるブライアン・レイツェルとともにバンドを始動させてます!その名もTV EYES
このドリーム・バンドの始まりは、99年にフランスでAIR(エール)というバンドのアルバム制作中にロジャーとブライアンが意気投合し、ロジャーが元バンド仲間のジェイソンを誘ったことによる・・・らしいエイティーズの匂いが漂いつつも、新しい音に仕上がってるのはやはりピコピコ最新エレクトロサウンドで全体がまとまってるからかな
JELLYFISHとの違いは、TV EYESの方がよりロック色が強いね
ギターリフが印象的な曲もあったりして
つまりポップでロックでエレクトロ!Tommyのツボ、三拍子そろってます。たまりません!要注目バンド!!ちなみにこのアルバムはジャパ・ロックを代表するくるりの岸田繁が主宰するレーベル:NOISE McCARTNEY RECORDSからリリースされてるってことで、こりゃあもう、かなり脚光を浴びることになりそう
がんばれ、ロジャー
ポップマジック万歳