夫が、鉄道各社で無料配布しているミニ時刻表には「時間」が書かれていることを、

今日、初めて知ったと告白してきて、

9歳児長男(鉄オタ)と一緒になって衝撃を受けたトミーです。

 

興味が無さ過ぎて、

掲載されている数字が時間だということすら知らなかったって・・・!

 

いや、いや、いや!

 

時刻!表!!!

 

 

今日は、最近の出来事のハナシです。

 

  車椅子体験

 

先日長男の学校であった車椅子体験。

 

生徒100名に対して、23台の車椅子が用意されたとか。

 

本来は、車椅子利用者の気持ちを知るとか、

バリアフリーを体験してみるとか、

そういう目的だと思いますが、

 

長男は

2ケ月後に手術、

3ケ月後から車椅子で通学予定なので

 

一人、本気のリハーサル!!

 

何コレ、我が家の為のイベント!?

ちょうどいいやんか!爆  笑

と喜ぶ母ちゃん。

 

一番小さい、ジャストサイズな車椅子を用意されたんだそう。

 

 

 

  帰宅後、感想は・・・

 

どうだった?と聞いてみたところ、

 

「うーん

どうでもいい 70%

楽しい15%

楽しくない15%」

 

「うん、何が引っかかる?」

 

「いや、みんなは楽しかった、楽しかったって言ってたんだけど・・・

 

 

あの校舎、

ぜんっぜん、

 

ユニバーサルデザインになってない!

 

ユニバーサルデザインでも、SDGsでもない!

 

いけてない!」

 

長男の小学校はザ昭和の古い校舎。

そこに、エレベーターやスロープなどを継ぎはぎしてる感じ。

 

母、爆笑笑い泣き

 

「全くその通りだねー!

 これから車椅子で使う身としては、

 あの校舎は不便極まりなかったやろ。

 スロープも急傾斜やしね!」

 

「そう!だから押してもらわんと絶対無理やし!

大体さあ、廊下のコーナーも狭いし、

トイレの電気も手が届くかなあ・・・って感じ。」

 

「手洗いとかも、レバー厳しいでしょ。」

「そうやねん!教室も狭いし・・・」

 

本気で、利用者目線で見れば、

9歳児でも、結構気づきあるなキョロキョロ

 

  利用者と介助者の違い。

 

長男の結論。

 

一人での移動は無理。

 

 

使い勝手悪くて、

 

楽しいとか言ってられないのが現実。

 

 

ちょっと感心する私。

 

「感想は楽しくなかったでもいいんだよ。

正直な気持ちだし。

いろんな感想、全部正しいよ。

 

車椅子に乗ったことがない同級生だって、

難しい部分も体験したでしょ。

でも初めての車椅子で新鮮な気持ちで楽しかった、

というのも、素直な気持ちだよ。

それでいいのよ。」

 

 

この体験は、利用者と介助者の両方の体験をさせているけれど、

もしかしたら、

それぞれの立場に立って考えるプログラムが

もう少し必要なんじゃないだろうか・・・?

 

 

  子供の感想は子供のホンネなのだろうか?

 

周囲が楽しかったー!

って言ってると、

そう思わないといけないのかな?

そう子供心に思ってる様子の長男。

その部分にも成長を感じました。

 

でも、

一番は自分の気持ちを

そのままに、

大切に

受け止めてもらえたら嬉しい、母ちゃんです。

 

 

  今後の改善計画

 

電気のスイッチとか、水道のレバーとか、

手を加えてもらえそうな箇所は

改めて学校と相談していきます。

 

先生や生徒が助けてくれるとは言え、

 

できるだけ

一人でも行動できるような

環境作りは諦めたくはない!

 

こういった働きかけは、声を上げてみて、

初めて対応されることも少なくないので、

なんでも言ってみるスタイルの母ちゃん。

 

図々しさは財産!(←こう思うあたりが図々しいんだよ)