自分でやってみて分かる現実の壁
親切じゃないジャズ・アルバム・ガイド本

 電子書籍サービス「アマゾン・ダイレクト・パブリッシング」用の1冊、『とりあえず聴いておけっ!ジャズCD50』(仮)の制作を「パブー」に登録して、1日に5~10ページくらいのペースで進めていきます。だいぶ佳境にさしかかってきたが、ジャズが好きな人に向けて書く文章は簡単!ジャズを聴きたいと思っていても、予備知識のない人に文章で伝えるのは、かなり大変だということを実感しているんだよ。だから、ジャズブログなんてのは楽勝。好きなことを書けばいいからね。でも、ジャズに少しだけ興味が湧いて来た人向けに書くって、これは大変なんだよね。ホント、評論家になりたい分けでもないのに本を書くってオオゴトだぜ。
 例えば『カインド・オブ・ブルー』がなぜいいアルバムなのかを、誰にでも分かるように書いている文章なんて少ないよ。みんな自分のジャズ知識をちりばめた、個人的な感想文、エッセイだらけだよ。プロもアマチュアもいっしょ、プロの実力差ってのは見えないね。ほんとに「モード」って分かって書いているの?って感じ。まぁ、アマゾンで売るからには同じ土俵だからね。波風立ててみるから楽しみに見ててね。


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RePub(リパブ) Vol.2
 先日、年末に参加した電子書籍のフォーラムにつづき、「RePub」マンスリーライブイベント!の2回目に参加してきた。いよいよ誰もが作家になり出版社になれる時代がやってきた!ユニークなゲストと共に議論!
「自分たちも出さないと話にならないよ!」という集まりになってきた。すでに『アマゾン・ダイレクト・パブリッシング』プログラムに参加している人。出版社を中心とした電子書籍のことはもうどうでもよくて、「誰でも本を出せる時代」個人にはどんな可能性があるのか。これはプロ、アマ問わずの混戦になって来る気配だ。採算分岐で二の足を踏んでいる出版社を無視して、勢いで瀑走する人たちが多数。こりゃどうなるんだろう。ホント、紙の本でジャズ本は出なくなるぞ!!を実感したイベントだった。


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