Kindle Direct Publishingをやろうぜ
2013年、セルフパブリッシング熱狂時代
ジャズ本も大きく変わるぞ!!

この頃、アマゾンが騒がしい。CDや本などを購入しているだけでは問題ないのだが、『Kindle Direct Publishing』で、自分も電子書籍のを出そうという動きが加速しているのだ、ていうかこの年末年始の動きをみていると完全にブームになっているといっていい。
昨年11月19日に「キンドル・ペーパーホワイト」発売され、日本の電子書籍が広く展開されると考えていたら、出版業界の閉鎖性のおかげでとんでもない方向になってしまったのだ。
「電子書籍は買うものではなく、出版するものである。みんなも本をだそうぜ!」ということになってしまっている。これは何と嬉しい誤算・・・。


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ブログやっているんだからさぁ
本の1~2冊くらい出せばいいんだよ

まったくもって同感である。「好きなことは本にしてみればいい。んで世間に評価を問えばいいんだよ」と思う。これは新しい趣味の領域なのだ、しかもベストセラーになる可能性だってある(そう甘くはないが・・・)。まぁ、夢のある楽しい話である。
実際に何冊か買って読んでみたが、内容や編集作法、組版やデザイン作法も企画書レベルのものが多いのは確かだが、もうすぐプロも参戦し基本テンプレートが出来るので、すぐに高品位のものになるだろう。プロとか素人とか言っている時代じゃないよね。マニアが書けばいいんだよ。
それよりも新しい発見が問題なのだ。30~50ページの本でもいいし、何ページの本でもいいんじゃない?ということなのだ。読み物で50ページの書籍なんて、今までなら出版されることはなかった。ところが、それがOK!なのだ・・・「値段を100円にすればいいじゃん!」というナットクの解決方法なのだ。これは素晴らしい~。

2~3ヶ月すると面白い本がいっぱい出てくると思う。楽しいことは展開が早いからね。

んで、ジャズ本はどうなるかというと、これは完全に「ジャズ聴き」「ジャズブロガー」のものになってしまうだろうね・・・もう評論家の本はいらない状態が予想されるのだ。いきなり新しい書き手の登場も期待される。全国のジャズ聴き、地方のジャズ聴きが "自分のジャズ" を表現しはじめると面白くなると思う。
あぁ、紙のジャズ本は完全に売れなくなるね。いや、紙で出すとリスクが大きくなるから、もう出なくなると思う。Webマガジンやっている場合じゃないと思うけどね。
当然、オレもやりますよ(笑)。個人的に本を出したい願望はゼンゼンないけど、電子書籍を有効に使っていくためには、もっと詳しく知っている必要があるんだよ。これはブログの発展形なんだからやるのは当たり前。ただ、書くだけではなく構成能力、客観的な判断、編集の知識が求められるけど・・・あと、校正能力もね。まず、やってみるでいいんじゃないかな?今年のジャズ本は、電子書籍が面白くなるよ。


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RePub(リパブ) Vol.1~電子書籍元年忘年会!~
出版の概念を考えなおすマンスリーライブイベント!

RePubは「リ・パブリッシング」と「パブ」を掛けあわせた新しいマンスリーライブイベント!いよいよ誰もが作家になり出版社になれる時代がやってきた!乱立気味のプラットフォーム!毎月発売される電子書籍ガジェット!新しいパブリッシングの覇権争いが加速する中、個人にはどんな可能性があるのか? ユニークなゲストと共に議論!


年末に参加した電子書籍のフォーラムは、電子書籍の今後の発展展開を知りたいと思って出席したのだが、それよりも「自分たちも出さないと話にならないよ!」という結論の集まりになってしまった。すでに『アマゾン・ダイレクト・パブリッシング』プログラムに参加している人が多く、出版社を中心とした電子書籍のことはもうどうでもよくて、個人にはどんな可能性があるのか「自分たちの本を出そうぜ!」がこれからの電子書籍の話題だと思った。誰でも本を出せる時代なんだよね(笑)。本を出せば誰でも評論家ってのも終わりなんだよ。