カラオケは好きですが
気持ちに合う唄がありません

30代前後になると、歌う唄が少なくなってきます。確かに若い頃は、流行りの唄を歌っていれば良かったのですが、いつまでも同じ唄を歌っていても現実と歌詞の間にギャップが生まれてきます。テレビで観る新しい唄に、心魅かれることも少なくなりました。
そろそろ安室ちゃんやドリカムは卒業して、万人ウケしそうなテレサ・テンの曲をレパートリーに入れたのですが、そんな健気な女ではありません。年寄りウケはいいのですが無理があります~演歌って気分でもないんですよね。
そんな貴女への処方せん・・・
英語の唄でも覚えてみれば?

この頃は、カラオケの曲にジャズスタンダードが増えました。

●tommyコレ特選盤/おひとりさまジャズ♪ (4)
$Tommy's Jazz Caf'e
ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン(1954/EmArcy)
ヘレン・メリル(ヴォーカル)
クリフォード・ブラウン(トランペット)
ダニー・バンク(クラリネット、フルート)
ジミー・ジョーンズ(ピアノ)
バリー・ガルブレイス(ギター)
ミルト・ヒントン(ベース/1,2,6,7)
オシー・ジョンソン(ドラム/1,2,6,7)
オスカー・ペティフォード(ベース、チェロ/3,4,5)
ボビー・ドナルドソン(ドラム/3,4,5)
クインシー・ジョーンズ(編曲、指揮)

1. ドント・エクスプレイン
2. ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
3. ホワッツ・ニュー
4. フォーリング・イン・ラブ・ウィズ・ラブ(恋に恋して)
5. イエスタデイズ
6. ボーン・トゥ・ビー・ブルー
7. スワンダフル
●アマゾンで「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」を購入
◎ジャズは聴くだけではありません。歌ってみるのもいいと思います。まずは、このアルバムから好きな曲を選んで歌ってみましょう。歌うことでジャズが好きになった女性も多いのです。
1954年の録音。「ニューヨークのため息」と呼ばれるヘレン・メリルのハスキー・ヴォイスによって名スタンダードの数々が歌われている名盤。このアルバムは正式には『helen merrill(ヘレン・メリル)』というタイトル。「ウィズ・クリフォード・ブラウン」そんな文字はジャケットの何処を探しても見当たりません。しかし、ジャズファンの間では永く、『ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン』の呼び方で親しまれています。それだけ、ブラウニー(クリフォード・ブラウン)のソロも素晴らしいということです。
気鋭のトランペッター、ブラウニー24歳。早熟の天才、クインシー・ジョーンズ21歳。そして、デビュー2作目の新人歌手、ヘレン・メリル24歳。ヘレンが契約の祭、ブラウニーとクインシーの起用に拘ったというエピソードも、お姉さまのレコーディングに対する真剣さを感じます。選曲と編曲、演奏と歌、どれも優れたいいアルバム。
極めつけはコール・ポーターの名曲、《ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ》。控えめなクインシーのアレンジ、ブラウニーの素晴らしいトランペットソロ、ヘレンのみずみずしい歌声、どれも完璧!!
さぁ、歌ってみてください。今回大サービス歌詞付き。
英語の歌は歌詞にカタカナをふって、聞こえる通りに歌うのがコツだそうです。くれぐれも、英語として読もうとしないように!(笑)。

You'd Be So Nice To Come Home To
music and words by Cole Porter

You'd be so nice to come home to
You'd be so nice by the fire
While the breeze on high, sang a lullaby
You'd be all that I could desire
Under the stars chilled by the winter
Under an August moon burning above
You'd be so nice
You'd be paradise, to come home to and love

ほかの曲もすべてチャーミングですが、オイラが特に好きなのは《ホワッツ・ニュー》《スワンダフル》。カシミヤの毛布に包まれているような心地よさ。
オイラは、ジャズ・ヴォーカルのアルバムはそれ程持っていないのですが、このアルバムだけはレコードの頃から、何度も買い替えて聴いています。
↓YouTubeで聴いてみよう。
Helen Merrill-Don't Explain
Helen Merrill-Falling in Love with Love
Helen Merrill-You'd Be So Nice To Come Home To
Julie London-You'd Be So Nice To Come Home To
青江三奈-You'd Be So Nice To Come Home To

沖縄は、今夜も雨です
Tommy's Jazz Caf'e
店長ユタカの「スコット・ラファロ日記」(10/16)
昨日に続き、雨でしっとりとしたラファロ。週末の雨は、切なさを倍増させるのですが、陽気な黒人カップル2組。とにかく楽しそうなんです。女性といっしょの時は、男は鬱陶しい顔をしてはいけないのがマナーなのかもしれません。スミマセン!今後気をつけます。(ユタカ)

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