今週の快楽ジャズ通信は
「スピーク・ロウ特集」ゲストは、
"ジャズ侍"のスガダイローさん

高野 雲の快楽ジャズ通信~What Is This Thing Called Jazz?
スガダイローさんと云えば、ビ・バップ~フリー・ジャズ・・・あらゆるスタイルを自在に繰り出す驚異的なピアノ・テクニックと、グルーヴが渾然一体となって疾走する過激なピアニスト。ついに「快楽ジャズ通信」で、その全貌を現した!いつもはゆる~い「快楽ジャズ通信」のスタジオが戦場に!(笑)。
スガダイローさんの新譜『坂本龍馬の拳銃』に《Speak Low》が入っていたからって、「そうだ!スガダイローさんをゲストに呼ぼう!」って閃いた雲さん。ジャズ侍はゲスト出演でも手加減なしだと思うよ。雲さんはボコられたのか?それとも・・・(笑)。
ミュージックバードをお聴きのみなさんには、この後、怒涛の血まみれセッション・タイムが待ってるらしい!
スガダイローさんのブログ→ スガダイローnews

$Tommy's Jazz Caf'e
坂本龍馬の拳銃/スガダイロー・トリオ(2009/CooL FooL)
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Jazz Samurai/スガダイロー×加藤真一(2008/Roving Spirits)

●衛星デジタルラジオ 「ミュージックバード」
The Jazz Ch/10月11日(日)
毎週日曜 22:00~23:00

cross culture Ch/10月15日(木)

毎週木曜 23:00~24:00


●全国コミュニティFM52局
 
毎週土曜 20:00~20:55
聴きどころをポッドキャストでチェック!→ポッドキャスト
詳しくはコチラ→快楽ジャズ通信

$Tommy's Jazz Caf'e *Speak Low の話だよ!

Tommy's Jazz Caf'e
Speak Low/Walter Bishop Jr.(1961/JazzTime)
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Speak Low/Boz Scaggs(2008/Decca)
◎オイラのオススメの「Speak Low」が聴けるアルバムは、この2枚。
Speak Low/Walter Bishop Jr.』は名盤です。メンバーは、ウォルター・ビショップJr. (p) ジミー・ギャリソン (b) G.T.ホーガン (ds)。オイラは、レコードの見本盤(米Muse盤)を持っているのですが、これがスゴク気持ちいい音なのでCDを買う勇気がありません。手に入るCDで音が違いますので、音にうるさい方は要注意。ジミー・ギャリソンのベースがポイント!ちゃんと試聴してから買いましょう。
Speak Low/Boz Scaggs』はヴォーカル・アルバムですが、甘い声と美しいメロディーのボズ・ジャズが聴ける、ジャズ・スタンダード集。チェット・ベイカーにも似た気だるさが、心地イイ!!オカマ声じゃないよ(笑)。
フツーじゃん!の声に!追加3枚
えっ!まだ追加するの?上記の2枚でいいでしょう。元々《Speak Low》は、眠~い、ゆるい美メロなんだからさぁ、歯切れよくラテンタッチでやるか、ダラ~ッとやるしかないと思うんだよね。オイラは、《Speak Low》はウォルター・ビショップJr. のアルバムだけでいいと思っていたんだけど、今回スガダイローさんの新譜『坂本龍馬の拳銃』の《Speak Low》も加える事にします。もう、ピアノ・トリオはそれで決りじゃないの?ん~、確かグレイト・ジャズ・トリオもやっていたなぁ~。それも入れるの?(笑)。

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La Onda Va Bien/Cal Tjader(1979/Concord)
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First Cuckoo/Deodato(1975/MCA)
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Speak Low/The Great Jazz Trio(2005/Village)
◎いろんな人がやっていますからね~。曲特集はキツイです!(笑)。
La Onda Va Bien/Cal Tjader』は、1981年グラミー賞受賞アルバム。典型的な'70年代のラテン・ラウンジ・ミュージック。《Speak Low》でのヴィブラフォン、フェンダー・ローズとフルートの絶妙なコンビネーションは絶品。カル・ジェイダーのアルバムには、カーメン・マクレエのヴォーカルの《Speak Low》が聴ける『Heat Wave/Cal Tjader, Carmen McRae』もあります。ボズ・スキャッグスとの聴き比べもいいでしょう。
First Cuckoo/Deodato』の《Speak Low》は、お馴染みのデオダート、フュージョン・サウンド。You Tubeで聴いてね→ Deodato-Speak Low
Speak Low/The Great Jazz Trio』最近、ジャズ友の間で話題になったGJTですが、このアルバムの事は一言も出ませんでした(笑)。ハンク・ジョーンズ(p)をリーダーに、ジョン・パティテゥッチ(b)、ジャック・ディジョネット(ds)という新星GJT。スローナンバーは、味わい深いハンク・ジョーンズのピアノですが、アップテンポは、そろそろキツクなっています。
後半イマイチなセレクションになってしまいました(笑)。さて、雲さんの「快楽ジャズ通信」選曲はどうなったのでしょうか?オンエアをお楽しみに!!
*本文中、色文字部分はYou Tubeにリンクさせてあります。実験です!You Tubeで聴いて、気に入ったらアルバムをご購入ください。さらにオマケ↓
Hank Mobley-Speak Low(Peckin' Time/Hank Mobley-Lee Morgan)
Charlie Haden Kurt Weill on September Songs
Billie Holiday-Speak Low
Roy Hargrove-Speak Low(Earfood/The Roy Hargrove Quintet)
Speak Low-Cal Tjader(In a Latin Bag/Cal Tjader/LP)

お~、週末は大盛況!
でも、沖縄の人は少ないで~す
(笑)
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店長ユタカの「スコット・ラファロ日記」(10/10)
週末のお客さん。女性3人組、ラファロ初来店。東京から来られた団体観光客のみなさんは、呉屋荘とデイゴホテルに宿泊中。去年よく来てくれた外国人客。スケーターであり、基地の中の英字新聞「スター・アンド・ストライプス」の記者兼カメラマンのコリーとポール。今回は、店紹介の取材に来てくれました。2週間後、彼らの好意で英字新聞に掲載される予定。基地に住む外国人にもラファロが認知されると嬉しいです。(ユタカ)

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