そこまでしなくても
Sちゃんと車の席順まで決めて、外に出たところ。
Kは私達よりも仕事上がりが早かったので、先に乗って待っていました。
彼の車は小さめのワンボックスです。
Sちゃんが前にのることにしたので、気持ちSちゃんが前を歩いて、車のほうに
近づくと・・・
ウィィィーン 助手席の窓が開きます
運転席にのって、助手席側に身をだしたKが
「tommyさん、こっちこっち」と、助手席の窓をたたきます
ちなみに、私達が車がわからないのを「こっちだよ~」といっているわけではありません。
こっちに座れってことなんですよね、誰がどうみても。
Sちゃんが助手席をしても
「tommyさん、こっちっ」と私を迎え入れようとしてます。
私達としてももうSちゃんが助手席のドアに触れているじゃん、それでよくいえるなあ、この人、と。
もう少し、気をつかってもいいのではないか、もう誰もがKは私を気に入っていることは知っているんだからさ。
まあ、好きな子が助手席に座ってくれるってのも男からしたらいいものなのかもしれないですがね。
「え~Sちゃんが助手席のろうとしていたのに、よくいえるねえ」
「いいや、なんかどっちが座ってもいやじゃん、それじゃ私が前にのってたら後ろのことなんていっさい
気にしないというか気付かないで会話とかしそうだから私が後ろに乗ろうとしたのに」
↑とっさにいいわけが私もばんばん出てきてます
とりあえずSちゃんと私、乗り込みました。