仕事を趣味にする女性を増やす
ライフスタイリストの
冨田恭代（とみたやすよ）です。
私が化粧を覚えたのは
高校1年生の時でした。
一番最初に買ったのは
100均のCanDoのリップグロス。
高校の同じクラスの友人が
毎日付けているのを
いいなぁと見ていたら
それを貸してくれたんです。
フルーツの香りがして
とても気に入って
すぐ買いに行ったのを
覚えています。
それから
ビューラーでまつ毛を
上げることを覚え
マスカラを塗ってみたり・・・
アイシャドウを塗ってみたり・・・
今までとは違う自分に出会えて
けど別人ではなく私本人で
化粧でこんなにも綺麗になれるんだ
と美容が楽しくなりました。
化粧をしていくうちに
気がついたんです。
自分が一重瞼で、二重瞼の人とは
仕上がりが全然違うことに・・・
一重だからアイシャドウを塗っても
二重ほど目立たなかったんです。
化粧もなんとなくで覚えて
詳しく勉強したわけではないから
一重瞼の上手な化粧の仕方も
その時は知りませんでした。
だから二重に
ものすごく憧れがありました。
ところが高校2年の時に
衝撃の出会いがあったのです。
アイプチという
二重にできるツールに
出会えたんです。
私が使っていたアイプチは
ノリのような液体を
まぶたに塗って二重にするもの。
それからというもの
アイプチが手放せなくなりました。
一重のスッピンの時よりも
2倍近く大きくなる目に
うれしくて化粧をすることが
とても楽しかったです。
化粧をして仕上がった顔に
自信も持てるようになりました。
ところが
自信が持てるようになったのは
よかったけれど今度は
スッピンを見せることへの
抵抗が出てきてしまったんです。
高校3年生の時に
付き合っていた彼に
スッピンを見せることが
できませんでした。
化粧をした私しか知らないから
スッピンを見せて
嫌われたらどうしようという恐怖で
化粧を落とした姿を
見せることができませんでした。
夏にはプールに遊びにも
行ったりしましたが
アイプチだけは絶対にしなきゃと
ちゃんとメイクをし
水で取れていないか
気が気じゃありませんでした。
それ以降もアイプチは
私にはなくてはならない存在で
ずっと共に過ごしてき相棒でした。
ところがその相棒とも
19歳でとうとうお別れを
する時がきたのです。
私はもともと肌が弱く
アトピー性皮膚炎なんです。
市販の化粧水も
まともに付けられないほど敏感で
実はアイプチも
かなりまぶたにしみて
痛かったんです。
でも、美のためなら
我慢ができました。
けど、気持ちだけでは
やっていけませんでした。
まぶたが悲鳴を上げていたんです。
ノリで塗ったところだけが
どんどんかぶれていって
かぶれた上にまたノリを塗り続けて・・・
まぶたがガッサガサ
皮膚が伸びたような
ただれたようなひどい有り様。
そこで私は決断しました。
プチ整形を
することにしたのです。
プチ整形は大成功をし
アイプチの時よりも
さらに目元がパッチリし
メイクもさらに
楽しめるようになりました。
そこでまた20歳の頃
問題が起きたんです。
今度は整形したことを打ち明けないと
騙している気持ちになって
苦しくなってしまったんです。
当時付き合っていた彼に
言わなきゃダメだ！
と思って自分を追い詰めて
しまっていました。
今となっちゃ
嘘ついているわけでもないし
むしろわざわざ言わなくても
いいことと思います。
けどなんであんなに
追い詰められていたのか・・・
きっと周りで
体にタトゥーを入れている人は嫌だとか
そういう話を耳にしていたからだと思います。
だから当時の自分の中では
大きな問題だったんですよね。
一重瞼にコンプレックスを持っていて
克服しようと二重整形をして
それを拒否されてしまったらと思うと
全否定されたようで立ち直れない・・・
怖くて言い出すことが
なかなかできませんでした。
今日は言うぞ！と決めていたけれど
切り出すことができず・・・
そのまま帰宅し・・・
次こそ言わなきゃ！と
勇気を振り絞って全部話しました。
泣きながら自分の想いを
一生懸命伝えました。
泣かなくてもいいことなのに
伝えようとすると
涙がこみ上げてきちゃうんですよね。
全て話終わって
どういう反応をするだろうと思っていたら・・・
そんなこと大したことでもなんでもない！
と、笑い飛ばしてくれたんです。
ものすごくホッとして
こんな私でも受け入れてくれたことに
感謝の気持ちでいっぱいでした。
大きな問題だと思っていたのは
私本人だけだったんです。
自分をさらけ出すのって
本当に勇気が入ります。
嫌われたり拒否されることが怖いから。
けどもし、
自分の中では大事なことで
それを拒否されたのなら
それならそれでいいと思うんです。
拒否する人が悪いわけでもない。
拒否される人が悪いわけでもない。
ただ合わなかっただけのこと。
合わない人と
一緒にいても
お互いに苦しめてしまう。
一緒にい過ごす時間が
苦痛になってしまう。
それだったら自分を受け入れてくれて
共感してくれる人たちといた方が
楽しいし安心できるし
分かってあげられるし
心から幸せになれますよね。
集客する時も全く同じです。
誰から好かれていたいのかが
ものすごく大事です。
誰に伝えたいのか・・・
誰を幸せにしたいのか・・・
誰と一緒にいたいのか・・・
さらけ出すから
この人だったら分かってくれる
と安心してもらえるし
本当に幸せにしたい人にも
伝わってくれる。
嫌われることを恐れすぎて
自分を守ることに必死で
幸せにしたい人が
見えていない時がありました。
私は嫌ってくる人を
幸せにしたいわけではありません。
全員に好かれたいわけでもない。
せっかく
私にしか伝えられないことが
たくさんあるのに
嫌われないように本音を隠し続けて
いいところばかり
見せようとしていたら
もったいない！と
気づきました。
自分らしくいたいから
自分らしく働き続けたいから
本音をさらけ出しました。
そしたら
お客さんもガラッと変わりました。
本当に幸せになって欲しいと
思える人たちばかりになりました。
本当に好きな人ばかりになりました。
尊重しあえる人たちばかりになりました。
自分が幸せにできる人
幸せにしたい人へフォーカスして
想いを伝え続けると
あなたもあなたのお客さんも
幸せで溢れます。
さらけ出すって勇気がいることだけど
優しい人ばかりになります。
伝えたい人に
伝わってくれます。
幸せな人を増やしたいという
あなたの想いは必ず届きます。
１０月２１日（水） 満席
次回未定
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