2:27、70分間の練習を終えたところ。

気力はあっても左手指先の痛みがこれ以上の練習を続けさせてくれない。

 

 

昨日、私が小学校6年生の秋から約8年間レッスンを受けた先生と一緒にお花見散歩をした。

京王線「下高井戸駅」の改札前で待ち合わせをして、『日本大学文理学部』前の道の桜並木を二人で歩いた。

かつて存在した「下高井戸駅」近くのCD屋『オスカー』2階の小部屋が先生のギター教室のレッスン室だった。

下高井戸商店街を二人で歩くのは約32年ぶりだった。

 

桜の景色を楽しんだ後は、喫茶店と寿司屋で時間を過ごした。

会話の9割以上がギターに関することとなった。

先生は今現在78歳になられているが、毎日ギターを弾いているとのこと。

午前中をギターを弾く時間と決めて日々を過ごされているそうだ。

若き日にその演奏を耳にして衝撃を受けたという「アンドレス・セゴビア」の音を自分のものにしようという思いで近年まで鍛錬を続けていたらしい。

その鍛錬は区切りをつけて終わりにしてしまったが、ギターへの情熱・「ギターを弾くことが好き。」という思いは変わらないようだ。

 

「先生に私の演奏・音を聴いてもらいたい。」そう思える日が来るように練習に励みたい。

そして、先生の教え子であることを音で証明したい。