ヒューマンライブラリー(human library)は、障害者や社会的マイノリティを抱える人に対する偏見を減らし、相互理解を深めることを目的とした試み。「ヒューマンライブラリー」は、『人を本に見立てて読者に貸し出す図書館』という意味。(Wikipediaより)

 

 

ヒューマンライブラリー(HL)とは何か

1)「生きた本」一人に対して「読者」は一人〜三人程度であること。

2)「生きた本」の人生話は、生きにくさを含む内面の自己開示であること。

3)「読者」は、「生きた本」を傷つけない限り、何を聞いてもよいこと。

4)一回の対話時間は、おおむね三十分程度であること。

 

ヒューマンライブラリー の3条件(最小条件)

1 対話は「本」1に対して「読者」は1〜5人程度の少人数であること。

2 「本」の語りは、生きにくさの自己開示を含む人生話であること。

3 対話時間は、30分程度の短時間であること。

(『東京ヒューマンライブラリー協会』ホームページより)

 

 

本日3/2(土曜日)に『ちょうふ福祉ヒューマンライブラリー』という小規模の催しがあり、「本」役として参加した。

 

「重症化した『うつ病』の症状が改善に向かうまで」というタイトルで私の「うつ病」の経験について本を読むような形でお話をさせていただいた。

 

1部と2部の2回、それぞれ5~6名の読者に参加していただいた。

 

読者の方々の構成としては、福祉関係者、精神障害や心の病の当事者、興味・関心を持ってくれた一般市民の方、等。

 

私の話の後に、読者の方々からの質問に私が答えるという時間があった。

「なるほど。」と思ったり、「ありがたい。」と思ったり、「一緒に頑張りましょう。」と思ったりした。

 

自分自身について、自分の「うつ病」について、改めて深く考える機会となった。

 

また、一期一会となる人々との出会いがあったこんな日があったということは、私の人生にちょっとした記録・記憶として残るだろう。それは良いことだ。

 

死なずに生きていたから、こんな日もあったのだ。