「暗闇の先の見えない光」
かつて「うつ病」が重症化し「死にたい。」「死んで楽になりたい。」と願っていた。そして自殺を試みた。その後も数年ごとにそんな状態に陥った。
その時は、まるで暗闇の中に居るような気がして、希望を感じる光は全く見えなかった。光は存在しないと思っていた。
しかし、光は確かに存在したのだ。
その時は見えないくらいに遠い先に。
存在しなかったのではない。見えなかっただけなのだ。
悲しいけれど、本当に光が存在しない人もいると思う。
死ぬことが“唯一の救い”である人もいると思う。
でも、どちらなのかはわからないこと。
また、光がどのくらい先にあるかもわからない。
途方もないくらいに先にあるのかもしれない。
諦めずに、もがき苦しみながらも、しがみついて、生き続けることができるなら、そうして欲しいと思う。