科学的に検証された『4・7・8呼吸法』の効果は? | パーキンソン病への指導実例を愛知県豊橋市mixs.スタジオから配信。松本孝一によるパーキンソン病他、指導結果のリアル

パーキンソン病への指導実例を愛知県豊橋市mixs.スタジオから配信。松本孝一によるパーキンソン病他、指導結果のリアル

パーキンソン病・パーキンソン症候群実例(結果)。指定難病6とされる現代病のひとつパーキンソン病・パーキンソン症候群に対しての指導結果(パーキンソン病の本当の原因と結果)。原因不明、難病と言われるパーキンソン病に治療方法はあるのか

呼吸について質問をいただくことが多いです。

・腹式呼吸
・胸式呼吸(逆腹式呼吸)
・足芯呼吸
・片鼻呼吸
・ヒーリング呼吸法
・禅呼吸法

呼吸と言っても非常に奥が深く、目的によって違います。

例えば、「胸式呼吸」の場合は、筋肉が緊張した状態を作り出すことができます。

具体的には腹横筋を刺激することができるので、横隔膜とその周辺のインナーマッスルも刺激して、筋力アップに繋がる呼吸法です。

アスリートのトレーニングですと、横隔膜ダンベルと呼ばれる「パワーブリーズ」という器材が有名で、B'zの稲葉さんも使っていると言われているのが、一番負荷のかかる「スポーツタイプ」のものですね。

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一方、ヨガなどの腹式呼吸は、リラックス状態になるための呼吸法なので、筋肉の緊張というよりは、リラックス効果の最大値を狙っていくアプローチです。

Web mixs.でもメインとなっているのは、この腹式呼吸ですね!

※腹式呼吸とダイナミック(細胞活性)ストレッチを組み合わせたもの


個人的には心地よいかどうかの身体のフィーリングに従えば良いと考えているので、正しいか、正しくないか、方法云々は関係なく、結果的に(腹式呼吸であれば)リラックスできていれば、それでOKというスタンスです。

ただ、きちんとした呼吸法があるのであれば知りたい!

という人も中にはいるかと思います。

そこで参考になる呼吸法を今日はシェアしたいと思います。(自分に合っているかどうかはやってみればすぐにわかる)

慣れるまで若干、秒数がややこしいかもしれませんがすぐに慣れます。


4・7・8呼吸法

アメリカ、アリゾナ州立大学にAndrew Weilという白髭のおじさん(健康医学研究者、医学博士)がいます。

彼が提唱する呼吸法が、

『4・7・8呼吸法』

という呼吸法です。

効果としては、

深い呼吸が副交感神経の働きを向上させ、リラックス効果をもたらす、というものです。

4・7・8というのは、呼吸の秒数のことで、

適当な数字というわけではなく、

“きちんと研究された数字の組み合わせ”

が4秒、7秒、8秒なのだそうです。

では、実際にやってみましょう!


4・7・8呼吸法の実践


○4・7・8呼吸法 準備編:

STEP1:口から完全に息を吐ききる

STEP2:舌の先を「上の歯の裏側」と「歯茎の境目」当たりに軽くつける

STEP3:「フーッ」という音とともに口から息をゆっくり、十分に吐き出す

※これで準備完了!


○4・7・8呼吸法の実践:

STEP4:口を閉じて鼻から静かに息を吸いながら4秒数える

STEP5:息を止め、そのまま7秒数える

STEP6:「フーッ」と口から息を吐ききりながら、8秒数える。


後はSTEP4~6を以上をくり返す。

目安は1サイクルとして4回。

慣れてきたらサイクル数を増やしていく。

これで、副交感神経系を静めて、
リラックス効果を得られるのだそうです。

ポイントは呼吸にかける比率で

・4秒、鼻から吸い込み
・7秒、呼吸をストップ
・8秒、口から吐き切る

これを守るように、とのことです。

・眠れない夜
・大事な会議、プレゼンの前に
・感情的になりそうな時に…

使ってみるとよいかもしれません。

ちなみに、人はストレスを感じると、口から呼吸をしてしまうそうです。

『口は吐く場所、鼻から吸う』

この部分は忘れないように、です。

詳しくは、以下のサイト(Andrew Weilさんの動画解説)

http://www.drweil.com/drw/u/VDR00112/The-4-7-8-Breath-Benefits-and-Demonstration.html

でも話しているので、英語がわからなくても、動作でわかるかと思います。

予防学(または休息法)としての呼吸法。

覚えておくと何かと役に立つと思います。