今日はレッスンが2件あったのですが、生憎の荒天…

1人は延期なったんですが、もう1人はこの天候に負けじとレッスンへ。


まだ小学生の彼女ですが、やる気がスゴイ。
練習フレーズを弾き損ねると本当に悔しそうな表情するし、分からないことはとにかくどんどん質問。
最初に選んだギターが赤のストラトってのもロックで素敵、です。

もちろん手の大きさとかを考えると、見てて助けてあげたいところが沢山あるんやけど、そういうのに負けじと弾いてる姿がたくましいなぁと思います。

僕がYAMAHAに通い出したのもちょうどこんな年齢で。

親父が音楽好きやったから、自然と興味持って何となくギターやりたいなと思ったら、母親の職場の近くにレッスンしてるYAMAHA系列の楽器店があって、聞いてもらったら小学生やと身体の関係で厳しいと思いますって一度断られて(昔は子供用のギターとかなかったし…)。

再度行ってお願いしてた時に、いやいけるよ、大丈夫やからって言うてくれたのが、そん時お店にいてて、当時YAMAHAで講師してた師匠、『THE HARPER STREET BAND』のTEXAS TOMMY氏で。

そこからほぼ10年に亘って毎週レッスンに通う日々が続くことになりました。

10代はギターの演奏、20代に入ると今度はライブバーでの演奏に誘って下さるようになって…。

子供やった僕も酒を飲むようになり、夜型になり、あまり家に帰らない大人に…💧

HARPERのリズム隊、DUTCHさん、D.A.Iさんは沢山の現場で演奏されているので、定期的にお会いするんですが、特にDUTCHさんなんかは毎回ライブ一緒の度に、『おまえ昔可愛いかったのになぁ…』と残念そうに呟かれたり。

先月はもう随分ぶりに、師匠と、師匠の古くからのお友達で、僕が子供の頃『セキララ』って人気のあったバンドでボーカルだったNojixさんの、アコースティックライブに声かけてもらってギター弾かせて頂いたんですが、ライブ中も、ライブ終わっても、昔と変わらず居心地が好くて。

バンドブームの頃の、あいつはあそこであーしてたとかの素敵な楽屋話や、泥酔バカ話の中にも、Nojixさんの、『おまえ演奏して金もらったら、それが1円でもしっかり頭下げてしっかりお礼してこい、高い安い絶対言うな』とか、師匠の『場合によってはもっと和音考えたソロ弾けよ、歌に沿えよ』ってな、何気ないそれぞれの言葉が嬉しかったり。

まだまだおれもレッスンは続くのです。

ギター持って来る人も、基本を最初からとか、昔諦めたこの曲をとか、初めての人前での演奏の手解きとか、そこにはいろんな理由があるけど、おれも自分がそうやったように、それぞれの環境で、出来るだけ長く続けて楽しんでもらえるように頑張りたいなー。

最後に、僕の自慢の二人の叔父貴、実際に何度も死にかけてますが、お酒とお身体にはどうか気を付けて。

これは本気ですよ、ってね。