ミシュラン数世界一の日本。
 淡路島は御食国で世界の食の中核であるべきだが、その力を生かし切れていない。

食の都はバスクではなく、淡路であるべきだ。

そこで提案したいのが、シェフ・イン・レジデンス。

著名シェフに約1ヵ月滞在してもらい、グランドニッコー淡路でポップアップレストランを運営する。


 シェフ側のメリット

いけてるシェフは常に産地を訪れ、生産者と語り、研究開発をしている。

食材の宝庫での滞在により、シェフは大きなインスピレーションを得る。

予約困難店では新規客の予約は不可、常連でも最短で予約できるのは2年後というのもざらである。

移転増床ではリスクが大きいが、期間限定なら大きい厨房、客席でチャレンジが可能である。

 

御食国淡路島
 いい食材は地元を通らず築地や高級レストランへ直接流れるだろうが、

淡路島のメリットは、現地の人にしか知られていない食材は御食国にはまだまだあるということである。

アリを食材に使う世界一のレストランnomaはよく知られる食材もシェフの斬新な発想で輝き出す。

食材開発や島内レストランへのレシピ共有化でアジアのバスクへの道筋をつける。

著名シェフを通じて富裕層を呼び込み、美食を強みに日帰り観光からの脱却と観光消費の拡大を図る。


グランドニッコー淡路の収支改善

建物スペックから見て割安な約2万円の客室単価向上とレストラン売上げの拡大が必要である。

著名シェフの月替わりレストランはこの両方を解決する起爆剤となる。

コース単価は5万円以上、粗利の高いドリンク売上は跳ね上がり、食材ロスはゼロでレストラン収益は急上昇。

ディナーで集客し、宿泊につなげる。

予約殺到の場合には宿泊セット販売で総売上げの向上。

チャリティーオークションを実施し、一部は生産者、フードバンクへ還元する。

nomaとマンダリンオリエンタルホテル東京コラボは、2,000席の予約に対してキャンセル待ちは6万件。

グランドニッコー淡路は世界に誇る食の夢舞台となる。

ホテル売却の際、通常その価格はキャッシュフローと金利に左右される。

しかし、世界一のオーベルジュは経済価値だけではなく付加価値、所有欲を刺激し、ホテル事業の高値売却に寄与する。

 


2023年

RED U-35やCHEF-1、ワールドシェフ王など料理人コンテストと連携し、優勝者は月間料理長に就任、コンテスト放映を通じて全国に食の夢舞台を周知、兵庫デスティネーションキャンペーンとのコラボ、テロワールを食抜きに語るなかれである。
 

2024年

ゴ・エ・ミヨやミシュラン、GOETHEやdandyuなどグルメ雑誌やぐるなび、食べログなどと連携し、国内著名シェフのポップアップレストランを運営し、全国のグルメ、富裕層を集客する。
 

2025年

万博の世界のスターシェフや各国要人がシェフ・イン・レジデンスで万博会場からクルーザーやヘリで淡路に来島し、御食国とスターシェフとのマリアージュに世界が熱狂する。

いただきますはあなたの命を私の命にさせていただきますという感謝の気持ち。

いのち輝く未来社会のデザインにピッタリのテーマである。
 万博は、アジアのバスクとして世界に発信する絶好のチャンスである。

シェフ・イン・レジデンスを実行するのは今、御食国淡路で実行するべきと考えるが、いかがか。