toB(法人) toC(個人)

ときて

toG(公共・行政・NPO)

 

 

兵庫県は次期ベンチャーファンドを企画中です。

 

基本は反対。

 

なぜなら、民間のVC投資は10年で5倍増。

2009年  893憶

2018年 4481憶

独立系VCや事業会社CVC、大学VCなど投資主体は百花繚乱。


また、関西にはVCが少ないので、在阪VBは資金調達で劣後するというのは、

日本VCがイスラエルやアフリカに投資する時代には、単なる甘え。

 

行政が先導的にVCファンドを設置する時代は終わりました。

 

事業承継ファンドならありなのですが、それも興味がなさそう。

 

 

 

 

ということでPlanBでtoGベンチャーファンドを提案。

 

ピッチ・投資委員会には県の部局長・副市長級が参加し、直接プロダクトをプレゼン可能!

 

 

・VBには意思決定者への営業機会

 

・行政には先進技術・サービスの検討機会

・県民には県民サービスの向上

 

を提供します。

 

インテルはいってる。

 

ならぬ

 

toGファンドはいってる。

 

で投資を受けたVBには横並び主義の自治体営業に追い風を吹かせる。

 

 

メリットは、

・VCとしてエッジ

今やcash is trash

いいVBには金があるから投資できるわけではありません。

経営支援や事業連携など金以外のメリットを出さなければVB投資できません。

頭が固い&ハードル高い→営業ムズイ

そんな自治体ターゲットのVBにとって、部局長・市長に直接・一同に提案できる絶好の機会。

 

・自治体にイノベーション

現場トップである課長と話しても、当該分野への知見不足・俯瞰的思考・長期的視点の欠如を感じることが多い。

先進的、県民サービス向上につながる技術を提案されても、課長で判断できるのか?

疑問を持っています。

ピッチや新サービスの導入を通じて、行政に新しい思考・技術をインストールしたい。

 

・医療産業都市の強化

神戸は日本有数の医療企業が集積しています。

補助金以外で医療系VB誘致を進めるためには、県立・市立病院(高度・急性期)の協力で

治験を支援することが重要。

県民には最先端の医療サービスを提供することにもつながります。

 

 

行政向けサービスを提供する企業は多い。

 

上場企業だと、

ドーン:動画110番システムを兵庫県警に提供

 

ホープ:自治体広報とジェネリック電力供給

 

 

未上場のVBでは、

グラファー:自治体DX

T-ICU  :遠隔ICU

Spectee:防災・危機管理Saas

などなど面白い技術が盛りだくさん。

 

国連UNOPS×自治体ピッチ×医療産業都市

 

面白いエコシステムできそうな予感。

 

行政は民間向けピッチコンテストを支援してる場合じゃない。

 

行政が一番遅れてるんだから。

 

関西広域連合でピッチできれば、関西圏の知事・政令市長おさえれるのでよきかな