「現状」
・子供の貧困率は14.9と先進国35か国中9番目に高い数値。
・一人親世帯の貧困率は50.8%と深刻。
・生活保護世帯の高校進学率89.9%(全体は98.4%)
・全国学力テストの分析では世帯年収の差で正答率20%の開き。

「貧困の連鎖」
親の貧困が子供の学習機会や余暇活動の喪失につながり、
子供が低学歴化、そして子供も貧困に陥る貧困の連鎖が問題です。


「他府県事例」
・埼玉県生活保護受給者チャレンジ支援
生活保護受給世帯の中学生に対して、学習支援を実施。教員OBが家庭訪問し、親子に進学助言。平成24年度は高校進学率97%と一般世帯とそん色ない。高知県も同事例


「前田の考え」
子どもの貧困対策に関する大綱が政府において閣議決定され、兵庫県でも子どもの貧困対策計画の策定(策定努力義務)が求められています。