この言葉は、20代半ばの私が、自分の父親世代の創業社長に言った言葉です。

その会社は創業3年で年商40億円を突破して、順調に成長していた会社でした。

また、私の勤める投資ファンドは株式シェア10%以下、いわゆる社外取締役は私1人。

つまり、私の提案を聞き入れる必要は一切無く、逆に私をクビにする選択肢もその社長にはありました

しかし、その社長は私の提案を受け入れ、社長を降りる事に合意しました。

自分たちがリスクを取って、ゼロから立ち上げた会社、順調に成長している。

なぜ、20代そこそこのワカゾーに「社長を辞めろ」といわれなければならないのか?

おそらく、その社長のプライドはズタズタに傷付けられたと思います。

それでも、その社長が私の提案を受け入れた理由。

それは、従業員・顧客・取引先・株主といったステークスホルダーへの信認に、自身の能力でこれからも応え続けることができるだろうか?

私との議論を通じて、自問自答した結果なんだと思います。

民間企業はステークスホルダーからあらゆる角度で評価され、その期待に応えられなければ退出を余儀なくされる世界です。

今の政治行政に足りないのは、

民間企業の飽くなき経営努力と結果責任、
そして、その社長のような決断力ではないでしょうか?



全国ワーストクラスの財政状況にある兵庫県。

既存の行政がそのようなギリギリの努力をしているとは思えません。

既存の政治家が行政との衝突を恐れずに外部チェックの機能を果たしているとは思えません。



今こそ、まさに県政刷新のとき!!