安芸の国、広島へ行ってきましたよぉ。
新しくなった広電乗り場。ニュースでは見たけど綺麗に整備されたねぇ。
2階からスロープみたいなので出ていくんだねぇ。
1階の元の乗り場は工事してたよ。隣のバス乗り場みたいな感じに整備するのかな?
元の線路はフェンスで囲われて使われなくなってるね。
セミナーまで時間があるんで腹ごしらえ。さすがに一人でお好み焼きは食べない。(笑)
ビッグカメラの裏のかばちやっていうラーメン屋さん。
何度か行ったことあるけど、サンフレッチェの選手の色紙がたくさん飾ってある。
が、こぐは野球のみならずサッカーにもま~ったく興味がないので、見てもわからないし、そもそも見ない。(笑)
一昨日のセミナーと同じく船主責任保険会社のセミナーだったんだけど、
内航船の話が主だったんで、勉強になったかっていうとどうなんだろ?
ただ、外航船ではありえないような事故が起きてるんだなぁ?とは思った。
いくら乗組員数が少ないとはいえ、根本的な安全意識の欠如とか、慢心だとか惰性とか、そういうのも少なくないんじゃなかろうかと?
そういえば広島に向かう準備してたら、下のフロアにいる下級生女子がやってきたんだった。
この間、母校の学生たちが社会見学?インターン?で来たときに、こぐがやった講義を見て感じるところがあり、
自分たちも新人船員教育をやりたいので、やり方を教えて欲しいと。
彼女は内航船のフロアにいるけど、厳密には内航船の会社のスタッフではなく、
内航船の会社が、オレンジ色の煙突の会社と合弁で作った会社のスタッフなのね。
(この説明、皆さんにはわからないよねぇ?虎ノ門にある大手船会社っていえばわかるだろうか?)
今までどんな教育をやってたのって聞いたら、会社説明しかしてないという。
それ、教育とはいわないよね、と。
教育をしたいと思ったのなら、まず、誰を、何のために、どういう風に育てたいか、明確な意識を持ってから始めたほうが良いよって教えた。
彼女が教えるのであれば、彼女自身が、しっかりしたビジョンを持つってことね。
例えば、立派な内航船の船員になって欲しいから、なんてのじゃダメなんだけど、なぜかわかる?
「立派な」「内航船の」「船員」、これらすべて抽象的な表現だよね。もっと具体的に、
「1年以内に一人で航海当直に立てる」
「瀬戸内航路を走る撒積船の」
「航海士」を育て上げる、っていうのなら、教え方も自ずから決まってくるわけ。
教えるほうが、そういう明確な意思を持ってないと、教育はできないよって。
「会社の説明しかしてませんでした」
それ新人に対して、うちの会社に合わせてね、っていうことでしょ。
もうそういう時代じゃないと思う。
あなたは何ができるの?何が得意なの?何が不得手なの?って聞いて、
あなたが来てくれることで、うちの会社はこういうことができるようになる。
そしてあなたは、こういう風に(成長/向上)できるってものを示してやれば、
双方ともにwin winになれるんじゃないの?教える立場としても教え甲斐があるんじゃない?と。
ここに9年いて、一度も下のスタッフが船員教育したいから、やり方教えて欲しいっていってきたことはなかったけど、
一人で考えて、こぐのところにやってきたのは、なかなか彼女自身見どころあるなぁって思ったよ。
さっすが若海寮出身。(笑)
さて、どうなるか、ちょっと楽しみだな。
こぐ、ここしばらく忙しいけど、彼女の頼みには時間割いてやろうと思ってんの。(笑)

