ん?あ、そうか、去年の今頃は同居人と沖縄に居たんだった。
ホントはオーストラリアにでも行ってみようか、って話してたんだけどさ。
あまりに円安でねぇ、出張でもないと行けん、みたいな。(笑)
首里城の火災のニュース、家で見てたけど衝撃だったなぁ。
首里城を始めて見たのは小学校5年生の時、平成の大改修の後も、出張で来たからちゃんと見た。
あれ、全く縁も所縁もない人間が見て衝撃受けるんだから、地元の人の悲嘆は如何なもんだったろうか。
某放送協会の番組でも、この屋根瓦を葺く作業が取り上げられてたけど、目の前で見て大変な作業だなぁって思った。
つい先日、覆っていた建屋が解体され、全体が見えるようになったっていうニュースを見た。
うんうん、来年秋完成だと聞いてるけど、ぜひまた見に行こうって思ってる。
怪獣連れて行くかなぁ、どうすっか?同居人は、興味もないだろうし、足手まといになるから怪獣は置いていくっていいそうだけど、
興味がないままに、いろんなところを見せておくのも、いつか興味持つかもしれないし良いんじゃないかなって思うんだけど、
期待外れに終わるのかもしれないなぁ。
年末に怪獣は11歳になる。
ふと、その頃、小僧どもはどうだったかなぁって考えた。
こぐも初めて父親やってたわけで(当たり前だけど)、まだ人間的に未熟だったこともあり(未だに、だけども)、
結構、小僧どもには厳しく怖い存在だったかったかもしれない。
尻を蹴り飛ばして青あざを作ったこともあった。
二人があまりに喧嘩ばかりするので、家の外に放り出して、玄関閉めたこともあった。
隣の家の年老いた夫婦が、小僧どもの鳴き声で出てきたので、慌てて中に入れたんだった。
一番酷いことをしてしまったと忘れられないのが、
何が理由だか覚えてないが、いつもこぐの布団で寝る上の小僧を叱り飛ばしたあと、
上の小僧が、今日は一緒に寝ないの?と泣きながら訴えてくるのを、自分の布団で寝ろ!って怒鳴りつけたことだ。
プールに連れて行ったときに、下の小僧が浮き輪を膨らませてたのを見て、お前は水泳教室行ってるんだから、こんなの使わずに泳げ!と、浮き輪の空気を抜いてしまったことだ。下の小僧、プールの縁に体育座りして涙流してた。
あの時のことを思い出す度に、胸にでっかい棘が突き刺さったような、苦しい気持ちになる。
多分一生忘れられない、心から申し訳なかったという思いで一杯だ。
いつだったか、そのことを謝ったことがある。
二人とも、ん~?そうだったかなぁ?といってたが、忘れてはいないと思う。
全く気にしてない素振りをする二人に、更に胸に刺さった棘が大きくなる思いだった。
あまりに小僧どもに酷い父親だった。
我が家は暖かい場でなければならない、こぐが住んでた若海寮ではないのだから。
数々の、小僧どもとの思い出の中には、楽しいこともいっぱいある。
でも、いくつかの酷い仕打ちを思い出す度に、申し訳なさでいっぱいになり、自分をぶっ飛ばしてやりたい思いになるのだ。


