これからがスタート | こぐーの我楽多日記

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雨にも負けて、風にも負ける。東に行って迷走し、西に戻って混乱する。ヽ(´Д`;)ノアゥア...

卒業式に行ってきたよ。

道中、阪神電車の窓から見てたら、あっちこっちの小学校やらで卒業式だったみたい。

ソメイヨシノはまだだけど、暖かいいい日だったんじゃないかな。

 

80年ほど昔、東京と神戸の商船学校が統合されて、清水に移動したとき、

残った敷地に開かれたのが、この学校の前身だったかと。

商船学校が外航商船士官を育成するために在ったのに対して、

内航商船士官や商船部員を育成するための学校だって聞いてる。

 

いま各地に海上技術学校とか、海上技術短大っていう学校があって、

これらの学校がまさに部員さんや内航船の乗組員を育成する学校だけど、

そこを出て、更に勉強する気のある子たちが、ここにやってくるね。

 

はたまた一般大学を出て、海技者の免許を取りたいっていう人とか(これ、いまでは大手の社員に多い)、

内航船でずっと船に乗ってきたけど、上級免状を取りたいっていう人が学んでるわけ。

今回はそれらの人の合同卒業式だったってことね。

 

修学期間は2年間。

海上技術短大を出てきた子たちだと22歳、一般大学を出てきた人だと24歳、

上級免状を取りに来た人だと、こぐと同年代もいたわ。

それらの人が、こぐたちが20歳で取得した免状を取りに来てた、ってことは、

こぐたちは、15歳からかなりハイレベルの学問を納めてきたってことになるんだろうか。

全く、何を習ったという記憶もないんだけども。(笑)

大体、教える人と教わる人のレベルが違い過ぎてたような気もするな、うん。

そんなことを、式の始まる前に待ってる間、そんなことを考えてたよ。

 

いまや独立行政法人の講堂まで、ネーミングライツするんだねぇ。

東洋建設って、こぐの実家の前に社宅があるけども、普通に建築会社だったのが、

今は、洋上風力発電に力入れてるもんね。

必然洋上をプラント運ぶオフショア船の乗組員なんかも採用してるみたいよ。

こういう学校から採ってるんだなぁ。

 

ま、卒業式自体は、小学校や中学校の卒業式じゃないんで、

みんなが歌を歌うでもなく、特に感動することもない式だったわ。

居並ぶ来賓、みな知り合いで、あらこぐサン、とかいわれながら、どうもどうもって感じで。

 

式終わったら学部長が、おーこぐ、もう帰るの?お茶でも飲んでけよと誘ってきた。

学部長、こぐの2期上の上級生なのね。

彼の部屋に行って、お茶飲んでたら、

今日卒業した、こぐのところで採る子、4月から引き続き専攻教科の座学あるよなぁ。

こぐと酔いどれの下になるんじゃ、相当きついだろうから、俺も一層厳しく育てるわ、って。

(こぐの上級生ってことは、当然酔いどれの上級生でもあるわけで、酔いどれのこともよく知ってるわけ)

 

そうそう、俺、4月から校長になるんだけどさ、しょっぱなから大臣(国交省の)が来るみたいで、

いろいろ準備が大変なんだわ。

あとこのご時世、予算がなくてなぁ、大変なんだよ、と。

ってことで、こぐ、お前さ、船舶安全管理規定とか、講義に来てくれや、と。

 

へ?こぐが?ただで?って聞いたら、

コーヒーは飲み放題だよぉ~っだってさ。

いやいやいやいや、おかしいでしょ。ただで講義する人いないでしょうが?

第一、こぐにはこぐの仕事があんのよ?

んが、名刺も作っておくから、とわけわからんこといわれて、こぐ、講師にさせられました…・。ヽ(´Д`;)ノアゥア...

 

まあでも、たまには日本人に教えるのも面白いかもしれないな。

日本語でできるしな。(((*≧艸≦)ププ 

って、ちょっと足取りも軽く、芦屋の駅に向かったよ。(笑)

 

さ~て今日は雨が降るの?タオルケット洗いたいんだけどなぁ。

いつものように掃除洗濯終わったら、兵庫津の方へ散歩に行こうかなぁ?

春雨の散歩もまたいいかも。