久々に涼しい夜でしたね。
エアコンは元々電源プラグ抜いちゃってますけど(同居人たちが横浜に帰ってった日に抜いた)、
昨夜は網戸にしていたら扇風機もいらない感じでした。
ただ目の前の病院に来る救急車と、21時までは月水金と関帝廟で剣術の教室やってるみたいで、
物音が少々耳障りではありますが。
昨日は残念な事故がありました。
四国の発電所の岸壁に留まってる船から、社船の実習生が転落して亡くなったと。
どうも仲間と飲み過ぎたらしいとか?う~ん身につまされます。
こぐも若いころは結構やらかしたからねぇ、それこそ練習船でも。
(今もやらかしてるでしょ?というコメントは受け付けておりません)
何度も行ったことある処ですが、発電所ってものすごく規則が厳しいんです。
入港してくる船や船員に対しても、です。
なので傭船社(煙突のマークの会社ですね)は安全監督を派遣して、
船が出航するまで独自の監視体制を設けます。
事故のあった会社の船には、うちの会社が安全監督を手配してて、
かつては酔いどれが担当でした。
安全監督っていうのは船長を経験して定年を迎えた人たちがなることが多いですが、
こぐのような立場で、海務監督(船舶管理のための監督)として船に行っても、
元々は先輩後輩なことが多いですし、何しろ経験豊富な人たちなので、
いろいろ教わることが多かったんです。
船乗り(特に甲板部の人)は話好きが多いので、
荷役がない夜などは、それこそ食堂でいろんな昔話を聞かせてもらったりもしました。
恐らく今回も安全監督が乗船してたはずなんです。
実習生が飲んでるときに何してたのかわかりませんが、間違いなく発電所は事故を起こしたことを激怒してるはずで、
傭船社の責任者が昨日のうちに謝罪と原因究明に飛んで行ってるはずです。
その船は、その発電所専用に造られた船なので、どこかで鎮静化を図ると思いますが、
そうじゃない一般の石炭輸送船だったら入港禁止や、実習生の乗船不可になるでしょう。
亡くなった実習生は若気の至りだったんでしょうけど、とても残念なことでした。
もう名前も出てしまっていますが、その名前を検索したらわかると思います。
こぐが東京に行ったときに訪問している組織たちが合同で立ち上げた、
若年船員育成キャンペーンで取り上げられたこともあるんです。
画面いっぱいの笑顔を見て、なんでこんなことになってしまったのかと昨日酔いどれと話しました。
昨日、若潮寮を今年卒業する20歳前後の子たちが6名ほどやって来たようです。
うちの内航船の方の話を聞きに来たみたいですが、外航希望の子もいて、
先輩(こぐがしょっちゅう指導(?)してるスタッフ)が外航船の話をしたみたいです。
何をしなきゃいけないのか、どうするべきなのか、規則だからではなく、また人にいわれたからでもなく、
自分で考えて行動できる人間に育ってほしいですし、そう育つように教育していきたいと思ってます。
