新年最初の仕事は、
新人さんの教育だったわ。研修っていうのか?
この業種、入社時期が不規則なんだわ。
商船学校出の人は10月くらい、新卒はまあ4月だけどね。
部の拡張に併せて、一気に人増やすことになったんで、昨年末募集かけてたのだ。
ま～、世の中、ホントに仕事がないのか、なんなのか、たくさん応募あったわ。
商事部門なんか、4人募集のところに900人の応募だってんだから凄いわ。
中には芸人もいたらしい。
うちのほうは、英語とPCは必須になるんで、そんな数にはならなかったけど、
それでも結構きたよ。そんでもって、英語の資格なんてものはアテにならないってネタ書いたんだけどね。
何を勘違いしたか、スペイン語ができるって人も来たなぁ。
ところで、もちろんそういう人たちは船なんてよくわからないわけで、
こぐが一から教えるわけよ。
船を見たことありますか？とか。何で鉄の塊が水に浮かぶのでしょうか?とか。
それから、業界の関連とかね。半日かかるわ。
午後には船員のほうの新人が来たんで、その乗船前研修。
これはGenerralな話だけして、あとはうちの海務監督たちに頼んだわ。
こぐ海務から、形のうえでは外れたからね。
新人さんは、いきなり英語での研修になるから、内容はともかく付いて行くのがやっとにも見えるけど、
これから現場では全て英語なんで、洗礼のようなもんだな。(((*≧艸≦)ププ
思えば、陸上のスタッフも、乗組員も、新人さんってこのインゴットみたいなもんだと思うんだな。
これからの加工次第で、何にでも変身できる。
だから、こぐたちは、個性見つつ、チームのこまを作っていかなきゃいけないんだわ。
やりがいはあるけど、責任もあるんだけど、
実は本音では面倒でもあるんだよねぇ。自分がやったほうが早いんだもん。≧∇≦ブハハハハハ
そういうことをいってはいけないのです!