
蛇口での仕事は船底の検査だったんで、船は錨地で停泊中だったのね。
だから行き帰りはこんな船だったよん。片道およそ1時間。みんな昼寝してたな。
こぐは眠くもなかったんで、ボーっとしてたけども。
その船が上海につくのに4日ほどかかるから、その間、次の船に転船。
香港経由で福建省に向かったのだ。

香港側のパスゲート。
中国側と香港側のおよそ500mくらいの区間に、各々のパスゲートがある。
いわゆる国境だな。同じ国だから国境ってのはおかしいんだけども。
旅券と、入出届けを出さなきゃいけない。
早い時間の飛行機だったんでフェリーがなく、陸路車で行ったからこういうことになったわけね。
福建省のドックに、別の船が入ってて、そこに行ったんだな。
船に着いたら、もう作業は結構進んでたけど、まだドライドックには入ってなかった。

隣はコンテナ船ね。よく知ってる船だったわ。
夕方、担当監督見かけたから声かけたら、あれ~?こぐさん、何でここにきてんの~?だって。
あ、そうか、うちの隣、お宅の乗組員だもんねぇ。
そういえばこの間の、うちのドックには来てくれなかったじゃん?!と愚痴もいわれたわ。
行くつもりだったけど、そのときはバンコクにいたからな。
夕方、監督官室の建物前から見た風景。

やっぱりケープサイズはでかいのだ。
隣のコンテナ船は、1日早くドライに入っちゃったから、ポツンとしてる。
ガリバー状態なのだ。≧∇≦ブハハハハハ