
そりゃまだ続けますとも。ネタ確保にてんてこ舞いの今日この頃なんですから。(((*≧艸≦)ププ
バスに乗って駅に向かう途中。バスは距離で料金が決まってて、
最近はどこの国でも荘だけどICパスでみんな乗るから、現金だと乗り難いのよね。

地下鉄の駅。この国の地下鉄はわかりやすい。
東西線と南北線みたいな感じで、地図見れば、きっちり行きたい所の駅がわかるわ。
電車が来ても、どっと入り口に人が集まったりしないし。ちゃんと列作って待ってるよ。
やっぱり本国から出てきた人たちは、本国の人とは違うんだな。
電車の中でのこと、とある4人組の高校生が、妊婦さんらしき人に席を譲ってたわ。
そしたら、その人凄いびっくりして、どぎまぎしながらお礼いってた。
へ~って思ってたら、修学旅行の日本人高校生だったわ。
華僑が多いから儒教の影響で年寄りに席を譲る人はいるけど、妊婦に席を譲るなんてのは見ないもんね。
周りの人も、お~みたいな感じで見てたわ。
正直英語は、めちゃくちゃへたくそな日本英語だったけど、ちょっと誇らしかったな。
日本から来たんですか?って話しかけたら、あ、修学旅行なんです、っていってた。
いいことしてくれて、ありがとう。っていったら照れてたわ。
彼らはマリーナのそばで降りていったけど、観光できていた欧州人が、
あれは日本の士官学校の生徒なのか?って聞いてきた。
え?いや、普通の高校生だよ?って答えたら、
へ~、制服きっちり着てたし、ピシっと立っていたから士官学校かと思った、と。
こぐは、日本で、高校生が修学旅行と証して海外に行くのを苦々しく思ってたんだけどね。
修学旅行という名の元に、ちゃらちゃらと遊びに行く前に、もっと国内の歴史だとか文化を見させるべきだって。
けど、ああいうのを見ると、本人たちのためではないけれど、ひとつの日本人像というものの発揚ではあるかもしれないな。
日本人のおっさんらがアジアに遊びに行くのを嫌悪してるこぐには、一服の清涼剤だったわ。うんうん。