街中がクリスマス一色に染まるこの頃。
どこもかしこも例年通りクリスマスソングのオンパレードで、平和だね日本、みたいな。
平和ボケだね、日本、か？選挙やってる場合か日本、か？Ψ(｀∀´)Ψｹｹｹ
そういえば、湾岸戦争で、人間、の部品、がゴロゴロ海上流れてるのを見たのもこんな季節だったな。ふふん。
乗組員の国では、台風の影響がでかかったみたいだけど、昨年ほどじゃなくてよかった。
昨年の教訓が生きていたんだな。彼らはかなり貧しい。貧しいけど、幸せそうだ、特にこの時期は。
国民の大半がローマカトリックの信者だしな。
どこの家でも、ささやかだけど祝福を寿いでる。
本来の楽しみ方ってのは、そういうもんかもしれないな？
町では、クリスマス飾りが売られている。こんな感じに。
毎年、気に入ったものを一つ、二つ買う。次の年には使わないみたい。
大体が竹とか木を骨組みにして、紙を貼って色を塗ったものだ。粗末なランタンなのだ。
こういうのを燈して、家族とか親戚とかが集まって手製の料理でクリスマスを祝う。
そういうクリスマスには、仲間に入れてほしいなって思うわ。
日本のお正月や盆以上に大事なお祭りなんで、どの乗組員もこの時期に交代帰国したがるけど、
なかなかそれは無理なんで、そういう時は船上でクリスマス会をやる。
こっちは結構にぎやかだ。ギターを弾いたり、コックが腕をふるって豚の丸焼きを作ったり、
普段はほとんど酒飲まないのに、ビールがんがん飲んだりする。
でも当直の人は飲めない。(((*≧艸≦)ププ
たぶん50年位前の日本も、そういう光景があったんじゃないのかな？
東京オリンピックとか、新幹線とか、経済成長と時間短縮を追い続けて、
いつの間にか、お母さんの作ってくれたクリスマスの料理さえも忘れちゃったんじゃないのかな？
僕たちは、一度立ち止まって振り返ったほうがいいんじゃないのかな？