
うちのもんぴーだと読めない漢字だな。もちろんみんなは読めるよね?大人なんだし。( ̄ー ̄)ニヤリ
この船受け取りにきてんの。ケープサイズバルカーだな。20万トンクラスね。
うちの乗組員が昨日乗り込んで、前任者から引継ぎしてたわ。
食料がない~みたいな状態なんで、ここで2か月分補給。
と思ったら、そのタイミングで燃料の補給作業も開始。
こぐも、えっちらおっちら、野菜やら冷凍鯵やら運んだわ。
こぐは普段、そういう作業はやらないんだけどねぇ。しょうがないわね。冷凍品が溶けちゃうからさ。
ちなみに一度溶けてまた冷凍庫に入れたアイスクリームほどまずいものはない、と思う。
うちの船長、機関長といろいろ打ち合わせしてたら、機関長が、
こぐさん、こちらが前任の機関長です、って紹介してきてさ、
グッドシーユー、みたいな感じで挨拶したのよ。
んで相手の顔見て、ふと思った。この人会ったことある気が?
どっかでお会いしましたね?って聞いたら、
ん~?でもキャプテン、私はお宅の会社の乗組員じゃないしね?間違いじゃないですか?っていうのよ。
でも、あきらかに見たことある顔なんで、
それじゃ、どっかのセミナーとかで会ったのかもしれませんね。っていったわ。
!!??ひらめくもんがあってさ、クルーリスト見て思い出したわ。
チーフエンジニア、あなた昔、マグサイサイって会社にいませんでした?
いましたけど?
あなた昔、OPPAMA MARUっていう船に乗ってませんでした?
え、何で知ってるの?!あ~~!!わかった!!!
なんとこぐが初めて三等航海士で船に乗ったときの二等機関士だったわ。
(ここらへん、会社名とか船名書いちゃうと、こぐの素性がバレバレなんだけど、
ここに来てる人は業界の人いないからいいのだ。≧∇≦ブハハハハハ)
サードオフィサー!いやいやキャプテン、よく覚えてくれていましたね、あの時あなたは私の部屋で飲んでベロベロになりましたよね?
wwwwつまんない事を覚えてるんですね・・・・。
脱船した乗組員がいましたよね?
あ~、いたいた!一等航海士と確執あった奴ね!?
いや、それにしても24年ぶりの邂逅だったわ。こぐ20歳だったもんね。彼は30歳だったか。当時の彼はもっとスリムだったけどね。
彼も、キャプテンは変わらないですね、私も同じくらいだったけど、今はこうですよ、あはははは、っていってたわ。
彼が下船するときに、うちの会社においでって誘っておいたわ。ん~、そういうことってあるんだねぇ。