どっちがいいか? | こぐーの我楽多日記

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雨にも負けて、風にも負ける。東に行って迷走し、西に戻って混乱する。ヽ(´Д`;)ノアゥア...

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社内にいると、基本座ってるんで楽っていえば楽だけど、
書類に追い回されてるようで、楽しくないっていえば楽しくない。
ただし、エアコンはきっちり効いてる。
 
 
船上にいると、ほとんど座ってることはないんで、
何日もいると腰が凝ったりするし、安全靴履いてるから足もくたびれるし、
エアコン効いてるのは甲板上部の構造物内だけだから、
動き回ってれば汗もでまくる。機関室なんか蒸し風呂状態だ。
 
 
んじゃ、どっちがいいかっていうと、これがまた一概には言えないかな。
船上にいると楽なのは、通勤しないでいいことと、すぐ飯が食えることと、
なにも気兼ねしないでいいことだな。
けど、現役のころと比べると、業務量が大幅に増えてるから、
ホントに航海士とか船長として仕事しようとしたら、めちゃくちゃ大変なんだな。
いまは海務監督でよかったのだ。(((*≧艸≦)ププ
 
 
だってさ、こぐが乗ってた頃は、甲板士官の仕事って船の安全運航が主で、
しかもそれは物理的な操船がほとんどだったんだけど、
今や、国際規則がどんどんできて、書類とか証書の管理、
手順書の順守、システム構築と遂行なんてのがあるんで、
どうにもこうにも忙しいんだわ。
通信士ってのも今は乗ってないから、甲板士官が代行しなきゃならないし、
船医ももちろん乗ってないから、これまた甲板士官が代行するんだしね。
一方の機関士官も、電子制御の機械が増えてきてるんで、
電気関係の知識と経験がないと、機械を操作/管理できなくなってきてるんだな。
 
 
昨日、神戸支社長に、そんでもってこぐの仕事ってのはなんなのだ?
海務なのか、船員なのか、総務なのか、はたまた企画開発なのか?と。
いやいや、こぐが聞きたいから。
船上にいても、小型電気自動車の開発の件なんですけど・・って電話くるもんなぁ。
 
 
ネットワークの発達は、
明らかに人間を人間としてでなく、一機関として働かせようとしてるね。
便利になったか?というと決してそうじゃないんだな。
そういえば天皇機関論を唱えた美濃部博士は聡明だったけど虐げられたな。
来週は大東亜戦争終戦記念日なのだ。
8月17日からの北方諸島におけるソ連の行為も忘れまじ。