
こ奴らは、周りの人にはしょっちゅう双子ですか?と間違えられるけど、
特に姉の方の威厳のために申し添えると、一応三歳違いだな。見えないけどな。(((*≧艸≦)ププ
上の小娘が生まれた頃は、こぐも同居人もまだまだ新米だったもんで、
何をどうしていいかわからんから、いろいろ大変だったのだ。
自分自身も成長しきれてないっていうか、余裕がなかったからな。
入浴させるのに、温度計を見誤って、44度の風呂に入れてたこともあったな。
一方、姉がやることは、何でも自分もやっていいのだ、と勘違いしている下の小娘は、
公立中学生の分際で、マサイ族のようなピアスを4つも5つも耳にしておる。
手足の爪もマニキュアやらペディキュアやら塗りたくっておる。
まあ、そんな時代もあるもんだ、一過性の症候群だ、と思ってるんで、
こぐはあまり気にしてないけど。
上の小娘は、こぐが誘うと、二人で食事でも、風呂屋でも行くんで、
同居人が土日バイトある時なんかは、よく上の小娘を誘って出かけてた。
下の小娘は、太るからいい、などといいつつ、ついてこないことが多かった。
これまた、普通の年頃の女の子なんてもんは、あまり父親とうろちょろするもんじゃないと思ってるんで、
気にしてなかったんだな。
ところが、この間の土曜日に消防団から戻って、
下の小娘が何やら化粧をしていたので、げんちゃんは?飯は食ったかな?と、聞いたら、
モンピーも、まだ食べてないんだけど!?と珍しく自己主張してきた。
お?っと思って、いやいや、別にそういうわけじゃ(お前をないがしろにしてるわけじゃ)ないんだけどさ、
んじゃ、お前も一緒に行くか?っていったら、
ん~、腹減ってないから、なんか軽いもんが食べられるところがいい、というのだ。
夜、同居人にその話をしたら、
いやいや、そういえば、この間、げんちゃんと待ち合わせしたうえで、
モンピーと出かけたら、雨が降ってきて、げんちゃんがびしょぬれできたんで、
あら、ぬれちゃったね、とタオルを出してあげたら、
モンピーも濡れてるんだけど!?なんていってたんだよね?というのだ。
へ~?あいついつも、行かない、とか、いらない、とかいうのにね?と、
二人で話したんだけどね。
ん~、自分たちとしては、特に気にしてなかったつもりなんだけど、
本人、ちょっと気にしてたのかなぁ?
こぐは、自分が上だったんで、上の大変さしか知らないんだけど、
同居人曰く、下には下の大変さがあるんだ、というんだよね。
どうなんだろうね?