
ふとした時に思うんだけど、そういえば、のび太やまるちゃんはいなくなったなぁって。
いまの子に、そういう子がいなくなったってことじゃなくて、
自分たちが、大人になってしまって、そういう人がいなくなっちゃったってことなんだけどね。
前書いたように、こぐは、のび太嫌いなんだよね。
甘えん坊で、泣き虫で、自分で何にもできないのに、
ドラえもんの道具を借りたときだけ、めちゃくちゃいばってみせる。
調子に乗って、最後必ず失敗する。そんなのが嫌なのね。
ガキ大将のジャイアンとか、トラの威を借りてるスネ夫より、
ドラえもんの道具を借りてる時ののび太はいやな奴だなぁって思う。
でも、これ裏を返せば、あの頃、のび太は多かったのかもしれないなぁ。
みんなドラえもんが来てくれることを夢見てたかもしれない。
もっともこぐは、のび太というより、スネ夫だったような気もするけど・・( ̄ー ̄)ニヤリ
出来杉じゃないのが、残念だ。(((*≧艸≦)ププ
近所に出れば、しずかちゃんじゃなくて、まるちゃんがいたなぁ。
斜め向かいの、いつもドタバタドタバタしてた子も、今じゃお母さんになって、
自分が怒られてたのと同じ口調で子供を怒ってるよ。≧∇≦ブハハハハハ
みんな、自分がのび太やまるちゃんだったことを忘れていっちゃうのかなぁ。
それは、星の王子様とはまた別の意味で、
大人はみな子供だったことを忘れちゃうってことなんだろうか。
うちに、まるちゃんがいる。
同居人が、あのね~つまらない話なんだけどね~と嬉しそうに話そうとすると、
「つまらない話なら、しないでいいよ~おかあさん」などという。
となりのおばさんに、いつもお手伝いしてえらいわね~といわれると、
「今日は何もしてないよ!」と平気で答える。
さきちゃん(まるちゃんのお姉ちゃんね)になりきれない、彼女のお姉ちゃんより、
将来ずっと有望かも?などと思ってしまったりする。
そんなこぐも、のび太じゃなくなっちゃったかもしれないけど
どこでもドアがほしいなぁ…とは、今でも思っているんだけどね。