




でっかい車とかクレーンが動いているから気を抜けない。
こぐもまだ、ペチャンコになって死ぬわけにはいかないのだ。
さて岸壁につくと、こぐの船に乗るのに、また一苦労だ。
まずエレベーターに乗る。船がバラストと呼ばれる海水をタンクに入れてないので、
ほぼ浮き上がった状態だから、乗り込むのに高さが必要になるんだな。
エレベーターは、古いアメリカ映画に出てくるような、
シャッター式のエレベーターで、これ、途中で開いたらどうなるんだろ?と思ってしまう。
エレベーター降りると、今度は船同士にかかってる陸橋みたいなのを渡っていく。
足元から海面が見える。
足を滑らしたら、はるか25m下にドボーンだ。
昔々、帆船に乗ってた頃、こぐはロイヤルと呼ばれるマストの先端の担当だった。
高さ50mに、裸足で、風の吹きつける中、自分の手で自分を支えているって状態は、
結構ビビったもんだ。
いま、その半分の高さだけど、潮気の抜けたこぐには、
やっぱり結構恐いぞい…・仕事だからしょうがないけどな。
一度、高所恐怖症の同居人を連れてきて、
さて、いつもの文句の一つでも言ってみな?って言ってやりたいもんだ。
≧∇≦ブハハハハハ
降りた後に、半殺しにされるな…?ヽ(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!
ちなみに、このクレーンは1200トンのものを吊れる。
いつものとおりで、どんだけ~って思うだろうから、
乗用車、1000台を同時に釣り上げられる、ってことだな。(((*≧艸≦)ププ