


地元横浜のM重工なのだ。ケープサイズっていうでっかい船が入ってるのだ。
ケープサイズってのは、パナマ運河を通れない(ケープホーンを通らなきゃいけない)大きさってことね。
パナマックス(パナマ運河をぎりぎり通れる大きさ)っていう大きさ基準もあるよ。
昨年末なんかによく行ってた船は、スーパーケープサイズね。
船長さんと話をして、いつもどおり船内の査察してたけど、
ドック作業中だから、あんまりできなかったな。
乗組員の交代があったんで、新しいクルーとちょっと話してから帰ってきたよ。
それにしても、船の塗装する機械はいつ見てもすごいネェ。
塗装費もすごいんだけどさ(客船なんかは3000万円やらとか聞いたこともあるけどさ)。
自動だもんね。ぶわ===って塗料を吹きつてくんだわ。
それと、いつ見ても士官の休憩室も贅沢だよネェ。戻りたいわ・・・
こないだもだったけど、今日は二等航海士が、
こぐさんじゃないですか?1991年に自動車船○○丸の二等航海士してましたよね?
私、甲板員だったんですよ、だってさ。これまた、覚えておらん・・・
あの国の人は、記憶力がすごいのかな?
なんにせよ、乗組員が覚えてくれていて、尊敬してくれると仕事やりやすくていいんだわ。
いくら今のこぐが、えらそうな肩書きで船に行っても、彼らにとっては何の意味もないからね。
元航海士、だとか、自分の船長が丁寧語でしゃべってる船乗り上がり、ってのは、
ものすごい彼らにとって目上の人なのね。なんちゃって、ホントはたいしたことないのに照れるわ。
ぐふふっふふふふ