
先週手紙が届いたのね。
もっとも、その方は亡くなっていて、ご遺族の方からの手紙だったわけ。
その内容がね、乗船中に石綿にかかわる業務に携わったか?ということに関する証明なのよ。
昔の船は、断熱材とか、ブレーキライニングに石綿を利用していたのね、
だもんで、機関部に所属している限り、そういった環境にいる機会は多かったのよ。
けど、それを直接いじる作業は、ほとんどなかったはずなんだけどね。
どうしてかっていうと、陸上側の手で行われることが多かったと思うのね。
昨今のアスベストに関わる問題の中で、厚生労働省から、
今回の通知があったみたいなんだよね。
いわく、過去、そういう環境にいた人に対して、船員健康管理手帳というものを、発行すると。
こぐは、甲板部(航海科)だからね、もうま~ったく関係ない部署なのね。
けど、将来何があるか分からないから、健康診断はちゃんと受けるようにするよ。
血液検査とかで、違う病気にかかってます!とかいわれたら、
困るもんね?!