
日本語、特に漢字が読めるようにはなるのは、なかなか難しいみたい。
一昨日、彼らのうちの一人が出張したんだけど、最寄り駅に自転車を停めて行ったわけね。
そこには、たくさん自転車やバイクが停まっているから、停めても良いと思ったらしい。
でもそこは、駐輪禁止の場所だったんだよね。
昨日、彼は出張から帰ってきてびっくり!自分の自転車がない!
しかも交番の目の前なのに!
日本人的感覚から言ったら、駐輪禁止の場所で、しかも交番の前なんて、
絶対置かないと思うんだけど、彼の国では、何でもありだからね。
交番の前なら、まだマシだろうと思ったみたい。
(でも、彼の国で一番腐りきってるのが、警官、軍人、税関員、なんだけど・・・)
早速彼は、おまわりさんに、「ここにあった僕の自転車が盗まれました!」
「ちゃんと名前も住所も書いてあったのに!」と、言ったらしい。
もちろん日本語でだよ。でも、興奮してただろうからうまくいえなかったとも思うし、
おまわりさんも、明らかに外国人の彼に対して、うまく、駐輪禁止を説明できなかったんだね。
ってことで、彼は、こぐに電話してきて、まあ、怒る怒る。
「日本では、こういうことは日常的にあるのか?」だって。
だから、説明してあげたんだよ。
しかも君は、罰金も払わなきゃいけないよと。
「いくらだ?」とういうので、1500円と答えたら、
「OH MY GOD!!」って、お笑い芸人のようなリアクションだったよ。
それにしても、世界中どこでも、禁止を意味する赤地の囲みや、赤字の斜線、バッテンのマークは
共通だと思うんだけどね・・・・しかも自転車の絵が描いてあるし・・・